夜兎族少女と銀魂キャラはヒーローに (ページ33)

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ヒゲが燃えた人間ページ33

緑谷「ッ！」ﾌﾞﾜｯ

ん？緑谷、涙たくさん出るナ！

プレマイ「１時間ほど昼休憩を挟んでから午後の部だぜ！じゃあな！！！！

オイ、イレイザーヘッド！飯行こうぜ…！」

相澤「寝る」

プレマイ「ヒュー」

マイク付きっぱなしアル……。

『食堂行こ』

お昼～♪お昼～♪

今日のお昼は特盛ネ～♪

という感じで食べに行こうとしたが……

エンデヴァー「……お前は」

誰だオマエ？
ヒゲ燃えてんぞ。大丈夫アルカ？

エンデヴァー「名前は？」

『夜兎夢主』

エンデヴァー「お前のことは障害物競走、騎馬戦で見ていたぞ。素晴らしい個性だな」

何言ってんだコイツ……

私は無個性アルヨ。

エンデヴァー「お前、焦凍の嫁になる気はないか」

『は？』

嫁っつったかコイツ？
アホか？

『自分の言ってることわかってんのか？おん？』

エンデヴァー「口が達者だな。
目上には敬語を使えと教育されていないのか？」

私の方が年上アル。
虚舐めんなヨ？
それに教育なんて……

『されてない』

エンデヴァー「育児放棄か？」

あんな奴らのことなんか知らないネ。

『知らない』

エンデヴァー「まあいい。それで、嫁に……」

『ならない。そもそも関わりがない』

あ、そう言えば教室で喧嘩売られたアル。
今嘘ついたアル。

エンデヴァー「関わりがない……だと？
焦凍と？そんなバカな……」

『あったよ。関わり』

エンデヴァー「！」

『喧嘩売られた』

エンデヴァー「は？」

「それは本当か？」

『うん。だから乗ってあげたよ。
どうせ勝つのは私だし』

エンデヴァー「……ふは、ははは！！！」

なんだコイツ……怖いアル。

エンデヴァー「気に入った！
お前は絶対に焦凍の嫁にさせる！！」

『ならないってば……』

コイツ親バカアルネ。
轟も愛されてるアルカ……。

お腹空いたアル……。
ご飯食べに行こ。

『お腹空いたからもう行くよ。
じゃーね、ヒゲが燃えてる人間』

エンデヴァー「ヒゲ……っ」

私は隣を素通りして食堂に向かった。