【青春鉄道】同僚が結婚してたとか聞いてない

特別車両 1−1 ページ10

※既にみんな知り合い設定(色々出てきます)


今日は10月31日

ハロウィンです!

…と、言うことで

『長野くん、やっぱり似合う!』

「そ、そうですか…?」

長野くんに吸血鬼の衣装を着てもらいました!

可愛いですね、はい!

「Aさんも似合ってますよ! 魔女ですか?」

『そうだよ。さあ、今からお菓子を貰いに行こう!』

長野くんの手を掴み

元気良く歩き出す

『ねえねえ、長野くん』

「はい、なんでしょう?」

『ここからだと、どの部屋が近い?』

「そうですね…。ここからだと、僕たちがいつもいる部屋が近いとおもいますよ!」

長野くんがいる部屋は

他の新幹線さん達が集まる部屋

もちろん、信越さんの上司にあたる上越新幹線さんもいる

「あ、そろそろつきますよ!」

ドアを勢いよく二人で開ける

『「とりっく おあ とりーとっ!! お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞ?」』

しーん…と静まり返る部屋

もしかして、スベった…?

「待ってたよAちゃん!」

『あわわっ…秋田さん!?』

ぎゅう、と抱き着いて来るのは秋田さん

とりあえずいつも通りで良かった

部屋にいる新幹線の皆さんは

私達が持ってきたカボチャのバッグにお菓子を入れてくれた

『こんなにたくさん…ありがとうございます!』

「Aさん、次のへやに行きますか?」

『うん、そうだね』

がちゃり、ドアの開く音が聞こえた

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