第二十九章 ページ32
「……私は疲れた。話を聞きたければ直接Aに聞いてくれ。直に意識が戻るだろうから、」
そう朔夜は言い残すと、光となり彼女の身体へと吸い込まれていった
その時、扉を叩く音がした
「俺が対応します、」
赤葦は静かに立ち、扉の向こう側にいる人物と話している
暫くすると、その人物を引き連れて中へとやって来た
「!!……奏斗さん。お久しぶりです、」
「嗚呼。久しぶり、一」
"如月奏斗"
その人物は、彼女の政府担当者でもあり
同時に大切な従妹でもある
「三日月達から色々と聞いたよ。大変だったな、一」
「……否。一番、大変だったのはコイツです」
俺は布団で眠る彼女に顔を向ける
「俺も、流石に予想が出来なかった。Aを直接攻撃してくる奴がいるなんて…」
当初の目的は、合宿中に現れる時間塑行軍を倒すこと
誰がこんな事態になることが予測出来ただろうか?
「とりあえず、俺は詳しい事を上に報告しておく。また、何かあったら直ぐに連絡してくれ」
彼はそう言い残すと、早々と部屋を出ていった
家族であるにも関わらず、余りにも非情では無いかと周りからは言われそうだが
一番心配しているのは彼である
「……そろそろ俺達も行きましょうか。集団で、この場に居ても怪しまれますしね」
「嗚呼、分かった」
目が覚めてから、勝手に行動されては困るので山姥切に残って貰うことにした
時間が気になり、壁に掛かった時計を見た
さっきまでは十時頃だったのに、いつの間にか十二時を指していた
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出雲*弐式(プロフ) - くれは卍さん» コメントありがとうございます。頑張って更新しますので、引き続き読んで頂けたら嬉しいです(*^^*) (2019年3月19日 0時) (
レス) id: 7c455c0dc7 (このIDを非表示/違反報告)
くれは卍(プロフ) - この小説もっと読みたいです！これからも頑張ってください！続き楽しみにしてます!! (2019年3月19日 0時) (レス) id: 325596c204 (このIDを非表示/違反報告)
出雲*弐式(プロフ) - 天音朱宇さん» いえいえ！ 引き続き読んでいただけたら嬉しいです(*^^*) (2019年1月8日 23時) (レス) id: 7c455c0dc7 (このIDを非表示/違反報告)
天音朱宇(プロフ) - 出雲*弐式さん» 急なコメントでの指摘ですみません。更新頑張ってください (2019年1月8日 22時) (レス) id: caeec976d7 (このIDを非表示/違反報告)
出雲*弐式(プロフ) - 天音朱宇さん» 多分、ミスですね。指摘ありがとうございます。 (2019年1月8日 21時) (レス) id: 7c455c0dc7 (このIDを非表示/違反報告)
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