第十七章 ページ19
『遅くなりました。会議を始めましょう、』
重々しい扉を開く
そこは現代の世界で例えるなら、裁判所の様な場所になっている
証言台に立たされた彼は下を向き
何かを呟いている
『……ここでは言霊は使えない。分かっているだろう、青蘭』
「うっ……あっ……」
彼が必死に呟いていたのは、どうやら言霊だったらしい
彼は戦闘能力も高かったが、特に呪術に優れていた
『青蘭、聞きたいことがある』
「……は、い」
『本当に、お前は"青蘭"なんだな?』
「な、なにを……いっ、て?」
周りで聞いていた人がざわつき始める
『とぼけるな。さっさと姿を現せ!』
すると、彼の背後から煙の様なものが数本
それはみるみると人の形に姿を変えてゆく
「検非違使!?」
周りがざわめき、逃げ惑う会議室の人々
でも、私と蘇芳は普段通り冷静だ
『蘇芳、悪いけど力を貸してくれる?』
「勿論」
彼が一言、二言呟くと
桜が舞い、二振りの男士が目の前に降り立った
「主、呼んだ?」
「呼んだ。早速なんだけど、彼女と協力して検非違使を殲滅してくれる?」
「分かった。頑張ったら、何かご褒美頂戴ね!」
「考えておく」
「あー!! 安定ばっかズルい。俺もね!!」
蘇芳めちゃくちゃ優しいな
多分、みっちゃんの次ぐらいにオカンスキル高いと思うよ
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出雲*弐式(プロフ) - くれは卍さん» コメントありがとうございます。頑張って更新しますので、引き続き読んで頂けたら嬉しいです(*^^*) (2019年3月19日 0時) (
レス) id: 7c455c0dc7 (このIDを非表示/違反報告)
くれは卍(プロフ) - この小説もっと読みたいです！これからも頑張ってください！続き楽しみにしてます!! (2019年3月19日 0時) (レス) id: 325596c204 (このIDを非表示/違反報告)
出雲*弐式(プロフ) - 天音朱宇さん» いえいえ！ 引き続き読んでいただけたら嬉しいです(*^^*) (2019年1月8日 23時) (レス) id: 7c455c0dc7 (このIDを非表示/違反報告)
天音朱宇(プロフ) - 出雲*弐式さん» 急なコメントでの指摘ですみません。更新頑張ってください (2019年1月8日 22時) (レス) id: caeec976d7 (このIDを非表示/違反報告)
出雲*弐式(プロフ) - 天音朱宇さん» 多分、ミスですね。指摘ありがとうございます。 (2019年1月8日 21時) (レス) id: 7c455c0dc7 (このIDを非表示/違反報告)
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