第十三章 ページ15
学校で離れた場所で戦うとは言ったが、何処で戦うべきか
学校から出たとしても騒ぎになるのは確実
なら、場所は限られている
『遡行軍を囲う様に結界を張る。その中で戦うよ、』
私の言葉に驚く二人
まあ、当然か
いくら霊力が高くても限界というものがある
結界を張るだけなら未だしも、私の身体は朔夜の憑代でもある
それ相応の霊力を必要とする
『心配しないで、二人とも。私は簡単には死なないから!』
両手を合わせ、言霊を呟く
いい感じに結界が張れたみたいだ
『よし、いい感じ。さあ、二人とも行くよ!』
彼等は刀の付喪神
結界まで飛び込むのなんて朝飯前
……まあ、私も朔夜が中に居るわけだし身体能力は高い方だ
『……朔夜、お待たせ。出番だよ』
「遅かったなA。随分と待ったぞ、」
『ごめんね。それじゃあ、よろしくね』
胸に手を押し当てる
その手はみるみると身体の中に吸い込まれてゆく
そして、胸から出てきたのは美しい刀
『山姥切は、そっちの脇差を。薬研は目の前の太刀をお願いね』
「分かった」
「此方も任せてくれ、」
軽く返事をした後、二振りは目の前の標的に斬りかかってゆく
『……私の相手はコイツ、か』
刀の種類は槍
高速だから、そこだけは注意したい
『朔夜、行くよ…!』
「分かった。倒れるでないぞ?」
朔夜に心配されたけど、私そんなに柔じゃ無いからね!
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出雲*弐式(プロフ) - くれは卍さん» コメントありがとうございます。頑張って更新しますので、引き続き読んで頂けたら嬉しいです(*^^*) (2019年3月19日 0時) (
レス) id: 7c455c0dc7 (このIDを非表示/違反報告)
くれは卍(プロフ) - この小説もっと読みたいです！これからも頑張ってください！続き楽しみにしてます!! (2019年3月19日 0時) (レス) id: 325596c204 (このIDを非表示/違反報告)
出雲*弐式(プロフ) - 天音朱宇さん» いえいえ！ 引き続き読んでいただけたら嬉しいです(*^^*) (2019年1月8日 23時) (レス) id: 7c455c0dc7 (このIDを非表示/違反報告)
天音朱宇(プロフ) - 出雲*弐式さん» 急なコメントでの指摘ですみません。更新頑張ってください (2019年1月8日 22時) (レス) id: caeec976d7 (このIDを非表示/違反報告)
出雲*弐式(プロフ) - 天音朱宇さん» 多分、ミスですね。指摘ありがとうございます。 (2019年1月8日 21時) (レス) id: 7c455c0dc7 (このIDを非表示/違反報告)
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