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第十章 ページ12

てっきり"自習にします"とか言って、先生が居なくなると思ったけど

別にそんな事は無かった

授業はあっという間に終わり、今はお昼休み

私と山姥切は屋上へ向かっていた

『あ、薬研。先にいたんだね』

「嗚呼。授業とやらが、早く終わってな」

『そっか。まあ、とりあえずお昼食べよっか』

私達は地面に座り、みっちゃん特製のお弁当を食べ始める

……っと、ご飯が美味しくて本題を忘れる処だった

『えっと…まず、この画面を見てくれる?』

それは教室で話題になっていた、時間朔行軍の画像

「……予定はまだ先じゃ無かったのか?」

『そのはずなんだけど…。薬研、どうしたの?』

薬研が屋上の扉を睨んでいる

「…誰か来る。A、隠れるか?」

『そう、だね。聞かれちゃ困るし』

ぎい、と扉が開く

薬研の言う"誰か"と言うのは

バレー部の部員だった

「あれ…?Aと誰かの話し声がしたんだけど」

「空耳だったんじゃねぇのか?」

「うん……」

研磨くんは何だか不服そうだ

バレー部の皆は地面に座り、お昼を食べ始めた

……え。どうしたら良いの

作戦会議とか出来なくない?

「そうだ。今日、俺のクラスに転校生が来たんですよ!」

「転校生? 珍しいな、こんな時期に」

薬研はリエーフと同じクラスなのか

「えっと……何か、変わった名前だったんっすよね」

「へえ、どんなだ?」

夜久先輩に質問され、思い出しているリエーフ

……思い出すのに時間が掛かりそうだね

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出雲*弐式(プロフ) - くれは卍さん» コメントありがとうございます。頑張って更新しますので、引き続き読んで頂けたら嬉しいです(*^^*) (2019年3月19日 0時) (レス) id: 7c455c0dc7 (このIDを非表示/違反報告)
くれは卍(プロフ) - この小説もっと読みたいです!これからも頑張ってください!続き楽しみにしてます!! (2019年3月19日 0時) (レス) id: 325596c204 (このIDを非表示/違反報告)
出雲*弐式(プロフ) - 天音朱宇さん» いえいえ! 引き続き読んでいただけたら嬉しいです(*^^*) (2019年1月8日 23時) (レス) id: 7c455c0dc7 (このIDを非表示/違反報告)
天音朱宇(プロフ) - 出雲*弐式さん» 急なコメントでの指摘ですみません。更新頑張ってください (2019年1月8日 22時) (レス) id: caeec976d7 (このIDを非表示/違反報告)
出雲*弐式(プロフ) - 天音朱宇さん» 多分、ミスですね。指摘ありがとうございます。 (2019年1月8日 21時) (レス) id: 7c455c0dc7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:出雲*弐式 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年3月18日 0時

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