純情恋花火。【橙】 (ページ16)

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隆平

勇気を出して、金魚すくいに誘った。

だって、あれってすごい密着できますやん？

．

そして、金魚すくい初挑戦のAちゃんが、おっちゃん曰く願いの叶うオレンジ色の金魚やって言ってはった。

…それって、僕のプロポーズのことかな？

．

花火も打ち上がり始めて、

Aちゃんを境内の裏に誘った。

隆「なぁ、Aちゃん？聞いて欲しいことがあるんやけど…」

「なんですかぁ？」

Aちゃんに今まで言えなかった言葉。

．

隆『好きです。…好きなんです…！』

ヒューッ…ドドーンッ

．

恥ずかしいー！

でも、男心伝えた。

…Aちゃんは…？

チラッ

A→ポロッ

な、んで？

隆「…ごめんっ！急に告白なんかして…。気にせんt…「違うんです！」

へ？

「私も…丸山先輩の事が…好きです。」

隆「ほんまに…？」

「…はいっ////」

やったぁ！

「私…丸山先輩とずっと、し…シャケりたいです！///」

隆「シャケ？！

な…何で知ってはるの？」

「大倉君から聞きました！

"丸山先輩は、パーンとシャケ、セミ、サメが好き"やって。」

隆「そういうことやったんやね。笑

Aちゃん、ずっと、ずっと

シャケりましょな？」

「はいっ♡」

隆「じゃあ、付き合う記念に花火をバックにシャメりましょか？」

「あははっ！そうですね♡シャメりましょ！」

ヒューッ

「「せーのーでっ、パァァァァン♡」」chu♡

バァァァァァン！！

カシャッ

．

僕らのひとなつの恋は

まだまだ始まったばかりだ………！

．

Fin.