３年Ｅ組の病弱男子

2 ページ4

下駄箱･･･あった！

上履きに履き替えて職員室に行く


『あの･･･失礼します』

「ふむぅ、君が三神くんですね？初めまして、君のクラスの担任です。殺せんせーと呼んでください」

『は、初めまして、殺せんせー』

目の前にいるのは黄色いタコの様な生物
聞いてはいたけどまさか、本当にいるとは･･･！

「君が三神くんだね、聞いてはいると思うが現在E組では此奴を暗殺する為それぞれ訓練を受けている。俺は防衛省の烏間だ。よろしく。」

『ご丁寧に、こちらこそよろしくお願いします･･･えっと、烏間先生･･･？』





職員室で改めて説明を受けた後、教室に入る

僕に対しての目線が一斉に向けられた･･･と同時に声をかけられる

「よ！三神！！さっきぶりだな！」
『さっきぶり、前原くん』

「困った事があったらいつでも言ってくれていいからな！」
『ありがとう、磯貝くん』

「登校中に見かけた男子だ！私、茅野カエデ！よろしくね！」
『僕は三神A。よろしく、茅野さん』

「もう大丈夫なの？」
『うん。やっと退院出来たからようやく通えるよ。
これから同じクラスメイトとしてよろしくね、渚くん』

「三神くん！退院おめでとう〜！また一緒に生き物観察しようね！」
『ありがとう。倉橋さんと生き物観察してると知らなかった事沢山知れるから、楽しみにしてるよ』

「三神くん、先生も暗殺楽しみにしてますよ」
『御期待に添えるかは分からないけど、これからよろしくお願いします、殺せんせー！』

3→←1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す