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修学旅行当日

僕はクラスで向かう京都への修学旅行が楽しみでしょうがなかった

前日の夜も気分が高揚して、中々眠れなかったくらいに

新幹線の窓から外を見上げる度に思う
今日、体調を崩す事が無くて良かったと

新幹線の中で皆がそれぞれ楽しく過ごす姿を見て、僕はまた楽しみになった



そして、電車とバスを乗り継ぎ京都の旅館へ到着

そこで1晩を過ごし、修学旅行前に1班の皆と計画を立てていたルートを巡る


僕達が狙撃ポイントに指定したのは嵯峨野観光鉄道を走る観光列車が一時的に止まる場所、保津峡

そのトロッコ列車に1班と殺せんせーが乗車する

「あっ、見て見て殺せんせー、川下りしてるーっ」
「どれどれー?」

不自然を悟られないように倉橋さんが殺せんせーに川下りする舟に目線を落とすよう促す

「おぉーっ!」

狙い通り殺せんせーは身を乗り出して川を見る

そのタイミングで狙撃




「おっと、八ツ橋に小骨が、危ない事もあるものですねぇ」


まさかの八ツ橋にて1班の暗殺は失敗
殺せんせーの言葉に僕らは目を逸らす



「それでは先生、2班の方へ向かいますので」


そう言うと殺せんせーはマッハの速さで飛んで行った



「行けると思ったんだけどな〜」
「八ツ橋が無ければな殺れたかもしれないのに」
「あんなに計画したのに意味無かったな」

『殺せなかったのは残念だけど、無意味だったとは思わないよ』
「どうして?」
『だってあんなに京都の街を調べた。それって何気に地理の勉強になってるんじゃない?』

「各々街の中での歴史も調べたからな、三神の言う通り俺も無意味とは思わない。さぁ!これからは暗殺の事なしで楽しもう!!」

磯貝くんの一言で僕ら1班は気持ちを切り替えて、修学旅行を楽しんだ

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さのまる(プロフ) - 名無し18750号さん» リクエストは受け付けていません。当小説にコメントを付けて頂いて凄く嬉しいのですが、申し訳ありません… (2022年4月8日 21時) (レス) id: 37e90d887e (このIDを非表示/違反報告)
名無し18750号(プロフ) - リクエスト大丈夫ですか? (2022年4月8日 17時) (レス) id: 6794d7e2b8 (このIDを非表示/違反報告)
千椛(プロフ) - 更新楽しみに待ってます! (2021年12月21日 13時) (レス) @page22 id: 23dec5609f (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - すごい面白いです!更新頑張ってください!応援してます (2021年10月12日 19時) (レス) @page18 id: 976162990d (このIDを非表示/違反報告)
土佐くん(プロフ) - 文才ありすぎィ! (2021年9月13日 18時) (レス) id: 81182bc18e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さのまる | 作成日時:2021年9月13日 18時

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