宣戦布告 廉side ページ15
廉side
Aは俺が1番辛い時期に、Jrを辞めようとしていた時に助けてくれた恩人。
嫌がらせが多くて、正直しんどい。辞めたいと思う時期があった。
けど、そんな俺にAが声をかけてくれたんだ。
「今は辛いかもしれないけど、頑張れば必ず楽しくなるし、最高だ!って思える日が来る。いつか一緒の舞台に立てる日を楽しみにしてるよ。」
その言葉に勇気づけられた。
だから頑張れた。
あのときAにキスしたのは、Aが俺の話信じてくれなそうだったから。
キスすれば信じてもらえるかなって思って。
まさか山田くんに見られてるとは思わんかった。
永「随分過保護ですね、それはメンバーだからですかそれとも私情も含まれます?」
涼「どっちも、って言っておこうかな。」
好きなんやな、Aのこと。
永「ライバルですね、山田くん。」
涼「俺は別にお前をライバルだとは思わないけど。」
なんでそんな余裕なん?
なんか、ムカつく。
そして、6人でいろんな方に挨拶に行って楽屋に戻ると、山田くんに抱きしめられ泣いているA。
訳わかんねぇし。
涼「Aも泣き止んだし、帰るな。これからみんなでご飯行くんだろ?お疲れ様。」
全員にお疲れ。って言い、1番扉に近い俺の横で止まった。
涼「泣かせんなよ。」
普段の山田くんの声よりも低く、そう言われた。
みんなでご飯を食べに行っても、いつもの俺の隣に座るのに今日は1番遠い席。
謝んなきゃな。
2人で話せるタイミングを見計らって話しかけた。
永「A、ごめん。急にあんなことして。」
「……...うん。でも、廉の気持ちには...」
永「言わんといて。」
答えられない。って言われるのわかってるから、
永「振り向かせるから、諦めへんから。」
俺の言葉に驚いた顔のA。
永「でも、これからもいつも通り接して?寂しい。」
「廉が変なことしないならいいよ。」
保証できるかわからんよ?男やし。
永「ありがとう。」
山田くん、負けへんよ。
絶対、Aを振り向かせる。
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ゆずき(プロフ) - 葉月さん» ほんとですか??嬉しいです!ありがとうございます。頑張ります!! (2019年1月13日 17時) (レス) id: 7cda683e74 (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - このお話めっちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2019年1月13日 12時) (レス) id: dca81bc790 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - 美紀さん» うん!これからよろしくね (2019年1月11日 7時) (レス) id: 7cda683e74 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - ゆずちゃんにするね (2019年1月10日 12時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - 美紀さん» じゃあ、美紀って呼ぶね!私の事は好きに呼んでもらって大丈夫 (2019年1月8日 16時) (レス) id: 7cda683e74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずき | 作成日時:2018年12月26日 14時