純白の天使 HSJ

ラジオ ページ21

｢始まりました。



柳田AのHey! Say!



今日はスペシャルゲストが来てくれてます！｣




涼｢どうも、山田涼介です。｣






メンバーが来るのは初めて。






｢涼介が来てくれました！！




では、早速お便り読んでいきましょう。｣





涼｢はーい。｣





｢18歳、やなやまさんからです！




暗殺教室 卒業編で2人のキスにキュンとしました。ファーストキスがまだな私ですが、本当にレモンの味なんですかね？幼稚な質問ですがAちゃんに聞いてみたくて応募しました！！




だそうです、涼介。｣





涼｢ファーストキスね、俺覚えてないな。｣






｢ほう、そんな昔のこと覚えてないと。｣




涼介はね、モテるから。





涼｢違うわ！ほら、A、答えてあげなって。｣





｢え？ファーストキスは……




レモンの味。｣




正直どんな味か分かんなくない？





というより、味って何！？






涼｢適当じゃない？



じゃあ、こうしよ、ファーストキスの相手の




名前を呼ぶで。｣






涼介の言葉にドキッとする。






だって、その相手、目の前にいるからね。






涼｢ほら、言っちゃいな。｣





めっちゃニヤニヤしてるし。






｢……りょう…すけ。｣






涼｢なに？聞こえないよ。｣





｢もう、ほんと涼介嫌い。｣





涼｢ごめん！A許して！！｣





嘘、嫌いじゃないよ。

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