審判者、烏野俳球部マネなります！

2話 ページ3

「じゃ、呼んだら入ってきてね」

担任は、女の人だった。ちなみにクラスは1-1。

「入ってきて」

あ、呼ばれた。

ガララと音をたてながらドアを開ける。
わぁ、緊張する。とかどうでもいいことを思う。……うん、どうでもいいよね？

『初めまして、今日からこのクラスの一員になります。香月リンヤです。よろしく御願いします』
所々から、色々と言葉が聞こえてくる。色々すぎて、何言ってるか分かんないけど。


「香月は、あそこに座って」
『はい』

窓側の一番後ろ。そこが私の席だった。前の子は、派手なオレンジ色髪の子。ふりょーかな〜？みたいな感じで、通りすぎる時にちらっと見たら…




ボフッ



というような効果音が似合いそうなぐらい赤くなった。
……なんで？



…まぁいっか。

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