いじわる ページ22
「ホラー君」
とりあえず近くにいたホラーに声をかける。
「あ?」
「私もここにいていいかな?」
なんかこのままだと過保護ナイトメアに部屋で軟禁されそう。
というかリビング私も居たいし、まだクロスくんとエラーに会えてないし。
「…ッケ、どーせナイトメアがいるんじゃ殺せねーし、好きにしろよ」
殺せねーしって目の前に本人いるなか言っちゃうんだ、へー。
ジトーっと眺めていると、ホラーがウザそうに言った。
「ダリィから話しかけんな。てかこっち見んな。じゃなかったら殺す」
「は!?見ちゃダメなの!?この可愛いお顔を!?目の前にいるのに見るなと!?」
「待って一旦落ち着こう?ホラー引いてるから!」
「…ハッ。ごめん。できるだけ頑張るけど多分おそらくきっとMaybeチラ見します。ホラー君推しだから許して」
「目があったら殺す」
「じゃあ私はずっと眺めてるからホラー君はこっち見ないで?そしたらいいでしょ?」
「なんで俺がお前に配慮しなきゃなんねーんだよ!」
なんだこいつ、精神的に疲れるぜ…と悪口(?)を言われてしょげる。
「ハー…勝手にしろ。ナイトメア、少し出る。いつまでもこんな変な女にうつつ抜かしてんなよ」
いつの間にかホラーは瞬間移動で姿を消していた。
「ん〜、まあいいか!」
「推しに嫌われたのにいいのか」
ナイトメアの言葉にんー、と頭をひねる。
「多分これから仲良くなれるよ。ダメだったとしても私にはナイトメアとキラー君がいるから!」
「…あっそ」
「Aちゃ〜ん!そういう事普通に言ってくれるAちゃん好き!」
「へ?は、ん!?す、好き!?え、推しに好きって言われた!?!?無理、しんじゃう…何この天使…」
推しに好きって…好きって…えぇ?
「ふふ、照れてるの?そんなところも可愛いよ」
頭がショートしすぎてよく状況が飲み込めない。
え?大丈夫?私幸せすぎて死なないかな。
あわあわとしている横でキラーとナイトメアが話している。
「Aちゃんって好きとか可愛いとかいい慣れてるのに、言われ慣れてないよね」
「そういうのは、こいつの弱点だろうな」
「ねー。あ、そうだ、Aちゃん」
「へ、はい!」
「Aちゃんのことが好きです!付き合ってください!」
「な…!?」
「おいA。真に受けるな。こいつの冗談だ」
「えへへ、だって反応が面白いんだもん」
「キラー君!本気にしちゃうから禁止!」
よし決めた、もうそういう系の言葉は信じない。
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ぺる(プロフ) - 好き過ぎてポッキー吹いた←← (2023年3月13日 13時) (レス) @page10 id: 64abccb79c (このIDを非表示/違反報告)
ぬんぬん(プロフ) - 夢主ちゃんの性格がまんま俺()めちゃくちゃ面白いです!更新がんばです! (2023年1月15日 1時) (レス) @page28 id: d25d8f5d3e (このIDを非表示/違反報告)
むぁ。(プロフ) - mariaさん» コメントありがとうございます!実際は多分お話みたいに綺麗には染まらず、赤黒かったり赤褐色だったりになってしまうのではないかな〜🤔なんて思っています(笑)あくまで妄想上ですのでお許しくださいませ…! (2023年1月14日 11時) (レス) id: c2c6d1f2f8 (このIDを非表示/違反報告)
むぁ。(プロフ) - こおりひめさん» コメントありがとうございます!共感していただいて嬉しいです!せっかくの夢小説ですから、夢主に自分を投影して楽しんでいただければなと…!クロスくんもメア様も素敵ですよね〜(*´ω`*)実際にあったら私も心で叫んじゃうかもしれません(笑) (2023年1月14日 11時) (レス) id: c2c6d1f2f8 (このIDを非表示/違反報告)
むぁ。(プロフ) - haa..さん» コメントありがとうございます!わ〜!そう言っていただけて嬉しいです!おっとhaa…さま!?そちらは天国でございますよッ!戻ってきてくださいませ!(笑) (2023年1月14日 11時) (レス) id: c2c6d1f2f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むぁ。 | 作成日時:2022年8月16日 16時