【名探偵コナン】 妹です。２【転生トリップ】

96. ページ49

降谷さんからの質問を受け流しながら、諸伏さんのメイクをしていく。
組織にバレないように顔を変えなきゃいけないから大変だ。

取り敢えず髭は無くして、今時の若者風の顔を目指してみる。
髪の毛は黒髪で少し天パが入った感じのを選んでみた。
完成した姿を見ると、陣平さんと快斗くんを足して割った見た目になっていた。









｢出来ました〜！どうですかね？｣


諸｢出来た〜？見せてみせて｣


｢どうぞ！｣









持ってきておいた鏡を諸伏さんに渡す。
身近な人に似たけど駄目だったかな…









諸｢もしかして松田をイメージした？松田に似てる気がする〜｣


｢気づいたら似てたって感じですね…ダメでしたかね｣


諸｢いいんじゃないかな！双子設定でも行けそうな感じだし｣


｢なら良かったです！降谷さん達のところに行きましょうか｣









諸伏さんからはOKが出たから良かった。
メイクは済んだしメイクの仕方を覚えていって貰おう。
ある程度の仕方は前に教えておいたから、少し教えるだけで十分かもしれないけれど。









降｢終わったのかA。｣


｢メイク後の諸伏さんが此方です！どうですかね？｣


諸｢どうどう？｣


降｢一瞬松田かと思ったぞ。｣


｢やっぱりですか…｣


諸｢Aちゃんも、メイクが終わった後に思ったらしいよ笑｣


降｢無意識のうちに松田に似せてたって訳か、まぁいい。どっちにしろヒロとは分からないから行けるだろう｣


｢なら良かった…メイクはこれでいいとして、今後の名前はどうするんですか？｣


諸｢全く考えて無かったや｣


降｢そうだったな。流川も使えなくなったからな…｣


｢違和感無く使える様な名前って無いですかね？｣


諸｢んー…｣


｢ないなら私が考えてきた名前でもいいですか？｣


諸｢へぇー名前も考えてくれたんだー！どんな名前にしてくれるの？｣


｢気に入らなかったら別で考えてくださいね？
私が考えてきた名前は、みどりかわいくとって名前なんですけど、どうですか？｣



スマホのメモ帳機能で漢字も見せながら諸伏さんの反応をうかがう。



諸｢いいんじゃないかな！｣


降｢そんな軽いノリで決めていいのか？これからしばらくの間使う名前だぞ。｣


諸｢でも、せっかくAちゃんが考えてくれた名前だしいいじゃん！｣


降｢ヒロが良いって言うなら良いんだけどな…｣

97.→←95.作戦開始

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す