【名探偵コナン】 妹です。２【転生トリップ】

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あの後少しの間考える期間をくれるという話になり、何とかなった。
確かに私が持っている情報で沢山の人が救えるかもしれない。

だけど、その事で元の話が歪んで変わりに亡くなってしまう人だって居るかもしれない。
全てのことを覚えている訳では無いから、役に立てないことだってある。



2人と別れ家に帰ってきてもそんな事ばかりずっと考えていた。









｢お兄ちゃんと話せたらなぁ…｣


(ﾊﾞﾝｯ！

風｢呼んだかA！｣


｢お兄ちゃん？！今日は帰れないかもしれないんじゃなかったの？｣


風｢本当はそうだったんだけどな、降谷さんが今日は家に帰ってやれと言われて帰ってきたんだ。｣


｢そうだったんだね。急に音が鳴ったからビックリしたよ笑 多分気を使ってくれたんだろうな〜…｣


風｢降谷さんと何かあったのか？もし、1人で考えるのが難しいなら一緒に考えてあげるから話してくれないか？｣


｢ありがとう、お兄ちゃん。
実はね、降谷さんから公安の協力者になってくれないかって言われたの。でも、私には何もできることがないから…｣


風｢そんなことないぞ。俺はAが居るから仕事も頑張れてるし、降谷さんもきっと何か考えがあって、Aの事を協力者にしたいと言ったんじゃないか？｣


｢それでも…！私に出来ることなんてほんの少しだけだし、本当にしたい事すら人の力がないと出来ないんだよ？｣


風｢それは俺だって同じだ。
一人で何もかも出来る人なんて居ないよ。誰もが助け合って生きてるんだから、Aが少しでもいいから誰かの為になりたいって思う気持ちがあるなら話を受ければいいさ。｣


｢そっか…そうだよね…！何だか難しく考えてたのが馬鹿みたい笑 話を聞いてくれてありがとうお兄ちゃん！｣


風｢Aの役に立てたならよかったよ。｣


｢そうだ！降谷さんと諸伏さんが一緒に来る日とかが分かったりする？｣


風｢確か今度一緒に報告しに来るとは言ってたと思うが。それがどうかしたのか？｣


｢えっとね、私が作った料理を食べてみたいって言われたから、お弁当でも作ってみようと思ってるんだ〜｣


風｢お弁当？！ま、まぁ、降谷さんは兎も角、諸伏はココ最近まともなご飯を食べてるのを見た事がないから有難いが大変じゃないか？｣


｢そのくらい大丈夫だよ！普段していることの量を少し増やすだけだから大して変わらないよ｣

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