39.風見side ページ41
俺の可愛い妹であるAからメール。
それだけで喜んでいたが、内容を見て心臓が止まるかと思った。
『友達と別れてずっと後ろをつけられてるみたいなの、助けて！』
Aは確かに可愛い！だから、好きになるのは仕方がない。だが、ストーカーは許さない。
風｢降谷さん！少しの間だけ抜けてもよろしいでしょうか？少し行かなければいけない所が出来まして…｣
降｢急にどうしたんだ？風見。そんなに急用なのか？｣
風｢妹が何者かに後を付けられてるみたいで…助けてというメールが来まして、いってきてもよろしいですか？！｣
降｢それは確認しなくても行かなければ行けないやつだろう。早く行ってこい！｣
風｢有難うございます！無事が確認でき次第すぐに戻ってきます！｣
それからは猛スピードで、警視庁を出て家に向かった。
家に着いたらいつもと変わらない様子のAが居て安心した。
話を聞くと伊達さんという人が助けに来てくれ、何事もなく済んだらしい。
その伊達さんという人に感謝だな
大丈夫かと聞くと、自分の事より仕事の事を心配してきた。なんていい子なんだAは！！
ストーカー被害に合っても、俺の仕事の事を心配してくれるなんて…！
心配だが、降谷さんには無事が確認でき次第戻ると言ったし、警視庁に戻らなければいけない。
だが、正直言ってAと一緒に居たい！
そう思っていると…
｢そんなに心配しなくてもいいよ。だから、お仕事頑張ってきてね(ﾁｭｯ｣
いきなりキスをしてきた。
Aの前では落ち着いた風にしていたが、正直心の中は荒ぶっている。癒し効果が半端ない。
今ならデスクに山のように積まれた資料を今日中に片付けられる気がする。と言うか、片付けきれる。
さらに言えば、追加で来るであろう資料も纏めて片付けきれる気しかしない。
早く戻って仕事を終わらせて家に帰ってこよう。
そう決心しながら警視庁に戻った。
心の中で言っていた通り、その日のうちに仕事を片付け、Aの居る家に帰って行ったという。
その時の仕事をしている時の風見を見ていた部下達は、
｢いつもの倍以上の速さで仕事を終わらせて凄い顔で帰って行った。帰る時の顔が笑っていて少し怖かった。｣
と言われているそう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 895人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
そういうんじゃなくて【降谷零】
捜査一課の黒羽さん 10【名探偵コナン/100万ドルの五稜星】
【名探偵コナン】交通事故で死んだらあの世界に転生して立派な大学生！？(加筆・修...
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
明里香(プロフ) - 13話、じゃないくてじゃなくて、じゃなくてです。 (2023年3月15日 21時) (携帯から) (
レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - saidじゃなくて、sideです。 (2023年3月15日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - ☆三日月☆さん» 爆発物処理班で間違いないです！打ち間違いでした…教えて頂きありがとうございました！ (2019年7月24日 14時) (レス) id: 7723c56de6 (このIDを非表示/違反報告)
☆三日月☆(プロフ) - この小説今知って読んでいるのですが、31ページに爆弾処理班って書いてあるのですが、爆発物処理班のことで間違いないですか？ (2019年7月24日 14時) (レス) id: 0e61e2fc0f (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - レモンさん» コメントありがとうございます♪面白いと言って頂けて嬉しいです♪名字あっていたなら良かったです！更新頑張るのでこれからも見てくださったら嬉しいです♪ (2018年10月14日 22時) (レス) id: 7723c56de6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜桜 | 作成日時：2018年7月25日 1時
