少年忍者短編 (ページ9)

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「皇輝くんはテーブルどけてこのシート敷いてー」

パジャマから服に着替えて彼女の言う通りに動く

Aちゃんは俺が起きてこない間にピクニックのためにサンドウィッチやらサラダやらポテトやらデザートやらを準備してたみたいで

『これ全部Aちゃんが作ってくれたの？！』

「ドーナツは私が食べたくなって買いに行ったけどねー。あとは作ったよ」

『ほんとにごめん、、、ありがとう』

「いいよ！！早く食べよう！！」

Aちゃんが準備してくれたものをシートの上に並べて窓を向いて並んで座ると、完璧なピクニックが始まった

おしゃべりもいっぱいして写真も撮っていつも通りおいしいAちゃんの料理に感動して、デザートを食べつつ映画も観始めて気づいたら夕方になっていた

「あー楽しかった！」

本当に楽しそうに言うから救われる

『今日はごめんね。ありがとう』

「ははっ、ほんとにいいんだよ。おかげでピクニック楽しめたし、皇輝くんも水族館いっぱい楽しみにしてたの知ってるから。また今度行こう？」

俺が楽しみにしてたのもわかってくれてて本当にどこまで完璧で何回惚れ直させるの

『でもほんとに寝起きの悪さは直す！』

「ははっ、うん、頑張って！』