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青木くんはそのまま私の手を握った
突然のことで動揺したし何より思っていたより骨ばった男っぽい青木くんの手に心臓が落ち着いてくれない
『俺は、Aちゃんにはかっこいいって思われたいの』
「、、、いつも思ってるよ？」
『え？』
立ち上がって青木くんと目線の高さを近づける
「いつも思ってるよ。青木くんはかっこいいなって」
「みんなにはあんまり共感されないけど＿＿」
その瞬間繋がれてた手が引っ張られて気づいたら青木くんの胸の中に居た
「え？青木くん？」
『ごめん、ちょっとだけ。今だけ』
そう言われてじっとするけど頭の中はパニック寸前だ
しばらくして青木くんは私から体を離した
一瞬だったようにもすごく長い時間そうしていたようにも感じられた
『Aちゃん、俺Aちゃんが好き』
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作者名：なせ | 作成日時：2024年2月25日 0時
