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いや、ん?あれ? ページ3
「あのさぁ」
低い声が響く。
月島は口を開いていない。
俺達が瞬時に声の方へ視線を投げると
そこには。
「俺達の時間奪っておいて何様?」
微笑みを浮かべた山口の姿があった。
瞳の奥は笑っていない。
「そもそも悪いのは君達だよね?
君達が俺に絡んでこなければ
俺も君達もなにも無い訳だ」
山口ってこんな低い声だっけ?
「それなのに突然絡んできては
幼稚な発言ばかりで挙句の果てに
ツッキーに文句つけるとかさぁ」
「お か し い よ ね ?」
たまらず俺達は逃げ出す。
いや怖すぎぃ!!!!!
「よかった、追い払えて。
さて、勉強しにいこ、ツッキー」
「お前ってすごいね」
「何が?」
「…いや…うるさい山口」
「?ごめんツッキー」
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作者名:なすび | 作成日時:2020年7月7日 14時