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6.ここは? ページ6

目を開くと、綺麗な部屋。




まぁ、私も散らかしたりする習慣はないから、綺麗だけど、なんていうんだろ。




ここは、生活してるけど、綺麗って感じ。




私の部屋は生活感ゼロだからね。




ん?



ここどこだ?




私、階段降りて、駅に乗って、









駅に乗ってない!?




え、誘拐?←



どこで?



お金は使わないから、あると言えばあるけど億は無いよ?!




身代金。




私は払えない。




ということは、私の命はないのか。




はぁ。私の人生、これで終わりか。




最近、恋愛ドラマを見た。




心が、よくわからない感じになったけど



多分、それを胸きゅんとやらと呼ぶんだろう。




私は、そんな体験無かったなあ



彼氏はいたことないし、



恋をした事ないし



いや、小学生の頃した。




けど、その少年に


「え、俺、市原さんのことそんなふうに考えてない。っていうか、勉強ばっかしてる子は嫌かな」


と言われたのを憶えている



それからだな。




私が、恋をしなくなったのは




色んな男性を見ても、



どうせ、そういう風にしか見れないんだろうって。



まぁ、現実はそうだけど。



私の中で嬉しいこと。



東〇大学に受かったことくらい。



あぁ。




楽しみがまったガチャ







え?




私の背中からドアが開いた音がする。



誘拐犯の人かな。




?「あの。大丈夫ですか?」



え、今時の誘拐犯は優しく声をかける?



いや、誘拐する時は優しく話しかけるだろうけど、



誘拐したあとも?




?「市川さん、大丈夫ですか?」



なぜ、私の名前を知っているの?



振り向くと、そこには綺麗なお顔が。



貴「あ、山田さん!!」



山田さんでした。



山田さんが誘拐犯?!←



山「市川さん、階段降りてすぐくらいに倒れたんですよ。心配したんですからねー?」



こんなこと、初めてだった。



人に心配されたのは。



本心かは分からないけど、言われたのは初めて。



母には


「勉強できなくなるか心配だったのよ?!」



と、勉強の心配しかされなかった。




山「さっき熱測ったら39ありましたよ!」



山「あと、職場の方から電話があったので、一応、熱があって、休むって言っておきました!」




あ、私ダメだ。



体調管理出来てなかった。




人に迷惑かけて。



なんてダメなんだろう、



貴「山田さん、めいわくかけてすみませんでした。」

7.感謝→←5.あら



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カコ - 面白いので 更新頑張ってください! (2018年11月26日 21時) (レス) id: 2ddf4e5f36 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:やま恋 ちねん | 作成日時:2017年2月27日 16時

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