涼介 2 ページ27
大ちゃんに、相談して
心を決めた俺は、みんなに言うことにした。
言うと、皆顔が曇ったけど
圭「俺は、いいよ」
圭人が言ったのを合図に
皆がいいよって言ってくれた。
美波と、赤ちゃんの名前は何にしようか悩んだ。
色んな名前を付けたかった、
けど、人間って1つしか名前無いじゃん?
不便だわー←
名前はA。
Aが産まれてくるのが楽しみ。
やばい、頑張るのは美波なのに、俺、めっちゃ緊張してる。
貴「オ、オ、オギャ、オギャーー」
赤ちゃんの声が聞こえた。
ドアが開いて
「山田さん、元気な女の子です。奥様に頑張ったねって言ってあげてください」
言われた瞬間
走ってAと美波を見に行った
涼「美波!頑張ったね。この子が、俺達の子供?」
やばい、泣きそう
美「____うん、そうだよ」ニコッ
涼「ありがとう!ありがとう、ありが、とう」グスン
子供が出来たっていうのは嬉しかった。
けど、産まれた時の方が喜びは大きくて
喜びでいっぱいだった俺は、
少し苦しそうな美波に気づかなかった
Aを抱っこした時は、ほんとに怖かった
全てが柔らかくて、取れたりしないよね?折れたりしないよね?って
抱っこって手で体を包むようにするじゃん?
怖くて、手がパーの状態で持ってた笑
「山田さん!山田さん!聞こえますか?!」
突然、助産師さんが叫びだしたから、美波の方を見てみると
息が荒くて、しんどそうだった。
「すみません。旦那様は退出を...」
Aを預け、部屋を出た。
何が起きている?
ガチャ
お医者さんが中に入ってすぐ出てきた
「...山田様。奥様は、あと数分でしょう。意識が無くなってきています。最期に、声を掛けてください」
は?
取り敢えず、誘導され、美波のところまで行った
「...声を掛けてあげて下さい。」
山「美波、Aを産んでくれてありがとう。Aがさ、大きくなったら3人で旅行行こうよ。たくさん旅行しよう...」
ピーーーーー
機械音が聞こえた
医「ただいま、お亡くなりになられました。」
山「え、美波?死んでねえだろ?また、笑ってよ。嘘だろ?は?冗談だよね?また、嘘?嘘でしょ?ドッキリ?うそだろ?おきろよ!おきて!おき、、ろよ、、、」
俺は、幸せの絶頂から暗闇に堕ちた。
神様、俺はなにかしてしまいましたか?
48人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
flowerparty(プロフ) - 最後まで読んで、何故か涙が止まりませんでした。これからも色んな作品を作ってください! (2018年11月24日 21時) (レス) id: 12d97f7420 (このIDを非表示/違反報告)
やま恋 ちねん(プロフ) - かりんとうさん» まじですか?テンション上がります!w (2017年6月10日 16時) (レス) id: db3d4ce80f (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう - なんか心に刺さりました。ヽ(;▽;)ノ (2017年4月26日 19時) (レス) id: 849ac4fae2 (このIDを非表示/違反報告)
やま恋 ちねん(プロフ) - あいさん» 本当ですか?!ありがとうございます!!頑張ります! (2017年1月20日 23時) (レス) id: db3d4ce80f (このIDを非表示/違反報告)
あい - 感動して、涙が止まりませんでした。これからも応援してます。 (2017年1月19日 21時) (レス) id: e77b011d23 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:やま恋 ちねん | 作成日時:2016年11月4日 22時