シングルファーザーの父に 文句と感謝 完結

圭人視点 2 ページ16

結局あの日は俺と目があったら泣かれちゃったんだ笑


次の日も、JUMPで仕事があったから楽屋に行くと、伊野ちゃんと楽しくキャッキャしてるAちゃんが。


ん？伊野ちゃんまでキャッキャしてる笑


けど、ちょっとJealousy。←









そんな事がよくあったなぁ。



Aに懐いてほしくて、山ちゃんの家に通った。


山ちゃんがいくら


涼｢今日は、Aぐずるよー？｣


って言われても、


毎日行った。



あれだね。



雨ニモマケズ 風ニモマケズ

っていう誰かの名言的なやつだね。←



Aが小学校2年生くらいになると、やっと懐いてくれたんだ。


懐くというよりは、人見知りが直ったってことかな。


ライブの時はいつも山ちゃんのお母さんとかにAを預かってもらってたけど、小学生後半になると、



関東地方辺りでライブする時は、関係者席で見てるか、楽屋で待ってたり


1時期、ライブの時の飲み物を用意してくれたりと、お手伝いもしてたなぁ。


ただ、Aってばまだちっちゃいから間違えてステージに出た時なんか山ちゃんすっごい焦ってた笑


ファンのみんなも混乱。


｢え、あの子だれ？｣


｢めっちゃ可愛いんだけど！｣


とかの声が会場中で聞こえた。


光くんと山ちゃんが話してるなーって思ったら



涼｢このおチビちゃんはね、俺の可愛い天使です♡｣


って遠回しな子供発表


まぁ、子供が産まれた時も発表してたから、


ファンの子達も


そうなんだ。って感じですぐ納得してくれてた。









中学校に入ってからかな？



Aが俺に相談をしてきたんだ。



山ちゃんがお父さんって事がみんなにバレていじめられてる。



お父さんだけの問題じゃないんだけど、やっぱりお父さんのせいでもあるよね？


って愚痴とか、相談。


正直、いじめられてるって聞いた時は色んなことで戸惑った。


いじめられてることにもびっくりしたし、山ちゃん
に言わない方がいいのかな？とも思ったし、どう答えたら正解なんだろうとか、俺に何か出来ることあるかな？って。


返せる言葉が無かったけど、Aは言ったら少しはスッキリする子だから、なんとか出来たかな。

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