山田君の彼女。【続】

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@A


ダンボール箱の数もだいぶ減ってきて、あとは寝室にあるタンスに服を入れるだけ。



よし、とりあえずこれぐらいなら持てる…かな。


ここら辺、空っぽになったダンボールをつぶして積みあげてるから気をつけないと…

「ギャー！」


と思いつつ、早速ダンボールに足を取られる。


持ってた服をぶちまけて、倒れる＿＿＿＿＿



目を堅く閉じて床に頭ぶつける準備満タン。




ポスッ




なーんか、漫画みたいな音。




涼介「あっぶねーなー」



どうやら、涼介が抱き留めてくれたらしい。




「あ、ありがと…」



いーえー、って言いながら、さっきぶちまけた服の半分をササッと簡単に畳んで私の腕にのっけた。





涼介「これ以上は持って歩かないでください」



「はーい」






その後は、これといった会話もなくただただ作業を続ける。




そのおかげか、片付けは今日一日で無事終了。

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