山田君の彼女。【続】

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@A


きのう、涼介に新しい家のカギをもらった。



そして、今日が荷物の搬送。


だけど、運悪く、ふたりとも仕事なので、業者さんに頼むことに。




そして、あしたからとうとう…




ジャニーさんも、知ってるから話す必要もないし、皆に比べたら割と楽だったかも。



しかも、マスコミの皆さんも、まだ、わたしたちが結婚に踏み切ったことは、嗅ぎつけていない。



これは、前回交際がバレたときからの進歩なのでは…？





.






「ただいまー」



涼子「おかえりー 今日は、ハンバーグね〜」




そう、涼介が、お父さんに挨拶をしに来たときから、花嫁修業を始めた。




洗濯とかは、ある程度できたから、料理を集中的に。




まあ、涼介ができるからわたしががんばらなくてもいいんだけど。



やっぱり、結婚したらキッチンに立ちたいから。




涼介と、一緒にしたいし。



.



なんか、いつものクセで。



部屋に戻った。



ドアを、あけてる途中に気付いたけど、荷物運んだから、すっからかんじゃん。




「え…」




すっからかんどころか、荷物は、ひとつも運び出されていない。




え、家は？





あしたから、住むんじゃなかったっけ？




日にち、間違えてたとか…？

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