山田とわたし (ページ37)

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36美咲ページ37

A『よし！これとこれ！』

美咲と一緒に、ポージングを選んだ。

美咲『そーいえば、ねえちゃんの文化祭そろそろじゃない？』

A『え！うん』

ポージングの練習で集中してて

文化祭のこと忘れてた…

美咲『ねえちゃんのクラスなにやるの？』

A『シンデレラの劇だよー』

美咲『んじゃー、ポージングとか覚えれば

劇でも使えて一石二鳥じゃんw』

…

そうだ…

劇でれないんだ…

そりゃー、オーディションと文化祭どっちかにしろって言われたら

オーディションとるけど…

文化祭行きたいなぁ…

美咲『どうしたの？…』

美咲が深刻そうな顔してる

A『実はね…。かぶちゃったんだ。

オーディション、文化祭の日と…。』

美咲『そうなんだ…』

美咲も悲しそうな顔をしてくれた。

A『うん…。劇も楽しみにしてたし

模擬店も鈴木くんと一緒に回るはずだったのに…』

美咲『は？鈴木って鈴木大地?!』

あ

やばい！

つい、口からでちゃった！

美咲にはNGワーズなんだ

A『ち！違うから！』

美咲『へぇ…。鈴木大地と一緒に回るんだ』

美咲の周りに黒いオーラが…

A『や、や、や、美咲！黒いオーラでてるよぉ』

美咲『うん！^ - ^』

満面の笑みで答える美咲

怖い…w

美咲『ところでさぁ…回れなくなったじゃん

断った？』

A『いや…断り方で悩んでるんだ』

美咲『協力してあげる！』

…

頼りにならなそう(._.)

美咲『なにさ！そのいやそうな顔！

俺だって…男の気持ちわかるもん』

ボソッと吐き捨てるようにいった

そうだよね。美咲だって男だもんね