山田とわたし

30いいわけ 大地by ページ31

A『どうした？』



大地『いや、前さ。自分の気持ち、コントロールできなくて…


ついAにあんなことしちゃったって言うか…


ごめんな』


A『え！わざわざそれ言いにきたの？w』



…



なにいってんだ？


俺…。


そんなこと嘘に決まってんじゃん


ただのいいわけ。


本当は


とてつもなく


Aに会いたかった…


もう俺の心は本当にコントロールできないくらい


Aのことが好きだった


A『あ…。せっかくだし、よかったらあがっていく？』



!!!


いきなり好きなやつの家に訪問かよ！


やべー…


ここは断るのが正解だよな？


よし。


大地『しょーがねーな。今日暇だし

行ってやってもいいけど…？』



っっっ！


バカか俺！


帰れよ！


そして何？この態度！


Aは困ったようにおろおろした。



A『え…wんじゃあこっちおいでー？』



Aは手のひらをパタパタさせて


俺を見つめた


きゅん死。


玄関にあがると


？『おまえが鈴木大地？』


生意気なクソガキの声がした。

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