山田とわたし

21奇跡とかw ページ22

山田君だ…！




びっくりして



心臓こわれる…




って




そんな場合じゃない!!



A『あ、ありがとうございます』




差し伸べられた手をにぎった



柔らかくて大きい…



やばっ！



この手、一生洗わない！




A『あの、すみません。カレーコロッケ無駄にして

山田君にも…』



涼介『あれ？俺の名前知ってるの？』




きょとんとした表情できいてきた



もちろん知ってる


だって大ファンだもん！


てか…


山田君と会話できてるよーー汗



嬉しい！



A『はい。応援してます！』


つい、そんなこといっちゃった




涼介『ありがとう！


あ、ていうか 手すりむいて血でてる』



A『あ、本当だ！』




涼介『これあげる』


差し出されたのは、黒いオシャレなハンカチ




A『え…?!いいんですかぁ？』



びっくりしてきいたわたしに




未来を知っているかのように…





涼介『いいよ。また会うから』





そう言ってほほえんだ




どういうことだろう





だいたい、山田君ともう一度会うなんてありえない




A『あの、どういうことですか？』






聞いた時にはいなかった

22会いたい→←20まさかの…?!

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す