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Nサイド
「すみません。実はスタジオの方で機材トラブルがありまして……
こちらで待っていていただけませんか？」
そう言って案内されたのは
入ったこともない、機材庫のような部屋。
「なんか……おかしくない？」
呟いた時には「どうぞ、どうぞ」と中に入れられて
不気味な部屋を見渡していると
＿＿＿＿バタンッ
「！？」
突然、扉を閉められて
鍵まで掛けられた。
「え、ちょ、なに！？」
「普通鍵まで掛けないでしょう！ なんなんですか！」
「……おかしい、よな」
異変に気づいた時
部屋の中にあったテレビが突然ついて
フードを被った男の姿が映し出された。
……と、思ったら
『このビルは、我々が占領させていだたきました』
次々と、訳の分からないことをベラベラと語る。
……でも、その人が吉本さんであると分かった時
これは事実なのかもしれないと、思わざるを得なかった。
『えーっと、実はですねぇ。
我々、このビルに爆弾設置させていただいたんですよ。10個くらい
爆発はー……あと2時間、だったかな？』
「っは……！？」
『普段召使いのように扱っているスタッフごときに焦らされる気分はどうですかぁ〜？
悔しいですか？ 悔しいですよね！
それなら嬉しいなぁ〜！
我々は、あなた達が焦りと絶望に追い詰められている姿を見たいんですから！』
……頭が全く、回らない。
爆弾？ そんなものが簡単に設置できるの？
意味が分からない。
これは本当に、現実なのか。
『……と、いうことで、嵐の皆さん』
俺たちの顔が、ぱっと反射的に上がる。
『我々に囚われた人たちの中で、唯一自由に動けるのは……あなた達だけなんですよ。
……あー、今は大野さんと櫻井さんが楽屋にいるのかな？』
二人の顔が頭に浮かぶ。
……二人は、無事だろうか。
心配する俺なんて知ったこっちゃないとばかりに
画面の向こうの吉本さんは、にやりと笑った。
『これはゲームです。我々が圧倒的に有利な。
……どう行動するのかは、お好きにどうぞ。
ただし、そうなると我々は手加減いたしませんので
そのへんは覚悟してくださいね〜』
不気味な笑い声を残して、ぶつんと消えた映像。
……どうしたらいいのか分らない
どうなっているのかも、分からない
凍りついたような、張り詰めた空気が
薄暗い部屋に漂っていた。
「……あれっ？」
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山にのあい(プロフ) - すごく感動しました。とても良い作品です泣 (2016年2月22日 16時) (
レス) id: 3c4616375b (このIDを非表示/違反報告)
花櫻(プロフ) - 彩佑実♪arsさん» ありがとうございます！本番で落ち着いて、いつも通りの自分が出せたらきっと大丈夫ですよ！ 生意気言ってすみません(^_^;) 応援していますね！ (2016年2月18日 16時) (レス) id: 1f16760700 (このIDを非表示/違反報告)
彩佑実♪ars(プロフ) - 合格おめでとうございます！ 私は明日私立、3/3公立なので頑張ります＾＾ 新作楽しみにしています♪ (2016年2月15日 19時) (レス) id: 977b44e406 (このIDを非表示/違反報告)
花櫻(プロフ) - ひなさん» いえいえ！楽しみにしていただけてすごく嬉しいです(*^_^*) 新作もよろしくお願いします！ (2016年2月14日 18時) (レス) id: 268cdfb6c7 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - そうだったんですか汗はやとちりすいません！焦らずやってください(._.`)受験おつかれさまでした(^^) (2016年2月14日 17時) (レス) id: 287a42e902 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花櫻
| 作成日時：2015年6月9日 22時
