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「…同じの」
あれから少しだったのだが
相澤さんがすごい飲んでる
急性アルコール中毒とかならない？
大丈夫？
「イレイザーいい飲みっぷりだなぁ！」
「私のお酒ものみなさいよぉ！」
2人とも結構酔ってるな
私も結構飲んでいるのだが
生憎私はザルと言うやつで、
お酒に強い、というか泥酔したことがない
最初はビビりながら飲んでいたのだが
お酒に強いことがわかると
度数が強かろうが美味しければ
とにかく飲むようになった
アルコール独特の匂いや
風味が今では大好きだ
ふと時計を見ると時計の針は12を
刺そうとしていた
そろそろお開きにした方がいいだろう
そう思いそろそろお開きにしますよと
睡さんと山田先輩に
言うのだが
やはり帰る気は無いらしい
だが何とか説得して
渋々帰ると言質を取り
テーブルの上を軽く片付ける
睡さんに
タクシーを呼んでもらい
13号さんを送って貰う
会計は山田先輩と相澤さん
に奢ってもらった
断ろうとしたのだが
男だからとごり押されてしまった
一応私も立派な社会人なんですけどね…
そうしてお開きになるはずだったのだが
相澤さんに誘われて飲み直す
ことになった
多分相澤さんの
ことが好きとかいう誤解についてだ…
怒られるのではないかと思い
ビクビクしながら
相澤さんと夜の街を歩いた
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作者名：南月 | 作成日時：2021年9月17日 6時
