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エマside
「僕らの懐に潜り込んで今まで得なかった重大情報を得た『情報源』なら必ず動く
誰が動くか、ママにどう漏れるか、ドンとギルダが敵かどうかは＿
それで辿れる」
そう言ったノーマンの顔は自信に満ちていた。
やっぱりノーマンってすごい！！
――――――――――――――――――――
――――――――――
4人の会話を思い出しながらこっそりとギルダの跡を付ける。
そしてギルダがある部屋の前で止まった
私は気付かれないようにまだ寝室から出ず、ドアを開けて覗き見る。
あれ、あそこって……
ノックをしようと手を伸ばしたギルダの肩を、
「待ってたわギルダ♡」
シスターが掴んだ
えっシスターの部屋…？
どういうこと？
ギルダと
ママじゃないの？何で？
いや、ママじゃなくても……
どうして…ギルダ…！
頭の中は何故、どうしてでいっぱいだ。
ギルダが『情報源』？
本当にギルダが…？
涙も笑顔も全て演技……？
そんな…
「さぁ入って、来てくれて嬉しいわ♡」
シスターがギルダを部屋に招き入れる
パタンと閉じたことを確認し、会話を聞くために扉に張り付く。
……でもなんで
鍵穴から中を見ようとしてみたが、さすがに見えなかった。
「さぁ話してギルダ」
シスターの声が聞こえる
全部じゃないけれど、聞こえないよりかはマシだ
「例の件…ですよね」
"例の件"？一体何を__
「悩みごとはありません」
え
「心配して何度も声をかけてくださってありがとうございました」
何の事なのかと聞き耳を立てようと思った時、ギルダが少し大きな声でそう話した
ハッキリ聞こえた。
悩み相談…ってことは、
スパイじゃない！
パァッと顔が綻んでいくのが分かる
「でももう大丈夫です
なので放っといてください、失礼します」
キッパリそう放つ彼女に安堵と喜びを感じる
よかった、ギルダ仲間だ
スパイじゃないんだ！！
無意識に祈るように手を握り合わせる。
私が一人で喜んでいると、こちらに戻ってくる足音に被さってシスターが言葉を発した。
「そう、エマが全て話してくれたのね？」
え？どこで気付いて……
いや、これは
「ギルダあなた、全部
違う！！ハッタリ！
この声色、シスターは鎌をかけているだけ
「ああ残念よギルダ
あなたとはお友達になれると思っていたのに……」
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く ぅ は く 。@別垢 - つ、つづきはっっ…？？？？？！恵んでください続きをおおおおおお！！！！(失礼) (2月8日 15時) (
レス) @page38 id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
暁月臨(プロフ) - うあぁぁぁぁぁぁぁぁ…好きです…！続き待ってます…！！！ (1月16日 18時) (レス) @page38 id: efeff932b9 (このIDを非表示/違反報告)
めい - え？！もっと見たいよ〜！！続き出来れば早く書いて欲しい。。。。(早く読みたいだけ) (1月6日 21時) (レス) @page38 id: 16df366cc3 (このIDを非表示/違反報告)
- 速く続きが見たいです! (9月14日 15時) (レス) @page38 id: fdeee94a5f (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - 初見です！この作品ほんと面白くて好きです、一晩で全部読んでしまった、、、この先の展開が気になりすぎます、！更新してくださると嬉しいです、、！ (7月22日 2時) (レス) id: a670e33e5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るし | 作成日時：2019年3月1日 21時
