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そのシステムがあるからこそ「自分より下の子
けどな、それじゃ駄目なんだよ
"守る"ことも大切だけど"頼る"ことも大切なんだ
"疑う"ことも"信じる"ことも大切なんだ
ここにいる家族には薄っぺらい信頼関係なんかで済んでほしくない
だから、
「俺だったらそう思うね
『嘘つき、聞いてない。皆を助けるために出てきたのに。居ないなんて現実、知らなくて良かった。』
って。」
「っ…」
ノーマンとエマが顔を歪める
レイはいつも通りだ…いや、少し驚いてるかな？
「……それに脱獄した後、こんな大きな嘘をつかれて簡単に信用出来ると思うか？
大切な家族なら尚更、騙されたと残念がるだろうな。」
そう放ってドアの方へ歩く
「……少なくとも俺は信頼出来ないね。」
パタン…
図書室を出て廊下を歩く
階段を降り、止まる。
「………キツく言いすぎた気がする…」
振り返ってみれば、結構ガチで言ってしまった気が…
「傷付けたかな…」
ポツリと呟いて反省する。
＿＿あれくらい言わないと駄目だっただろ
いや、言い方がキツかったかも。
＿＿分からせるくらいなら丁度良いって
にしても言葉選びが下手すぎるだろ。
＿＿もう遅ぇよ
分かってる、後で謝る
そんな自問自答をしていると、横から足音が聞こえる。
誰だ？
足音的に大人だ
「あらA、まだ起きていたの？」
「……ママ。」
その"誰か"はママだった。
「何をしていたの？」
「図書室で本を読んでいたんだ。」
手には2歳児を抱えている
「そう、また貴方に知識が増えそうね。」
「いいや、物語だったよ。」
時刻は7時半
後30分で寝る時刻
「そうなの、今度ママにも教えてちょうだい？読みたいわ。」
キャッキャッと子供たちの笑い声が俺の前から＿ママは背後から＿聞こえてくる
あ、シスター＿＿＿
「四日後、部屋に来なさい。」
耳元で囁かれた冷たい言葉は、
俺が待ち望んでいたものだった。
「！」
驚いた顔をするシスターを他所に、俺は見ていない振りをしてにこやかに答えた。
「分かったよ、ママ」
そうして俺はニコリと微笑むイザベラと別れた
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く ぅ は く 。@別垢 - つ、つづきはっっ…？？？？？！恵んでください続きをおおおおおお！！！！(失礼) (2月8日 15時) (
レス) @page38 id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
暁月臨(プロフ) - うあぁぁぁぁぁぁぁぁ…好きです…！続き待ってます…！！！ (1月16日 18時) (レス) @page38 id: efeff932b9 (このIDを非表示/違反報告)
めい - え？！もっと見たいよ〜！！続き出来れば早く書いて欲しい。。。。(早く読みたいだけ) (1月6日 21時) (レス) @page38 id: 16df366cc3 (このIDを非表示/違反報告)
- 速く続きが見たいです! (9月14日 15時) (レス) @page38 id: fdeee94a5f (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - 初見です！この作品ほんと面白くて好きです、一晩で全部読んでしまった、、、この先の展開が気になりすぎます、！更新してくださると嬉しいです、、！ (7月22日 2時) (レス) id: a670e33e5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るし | 作成日時：2019年3月1日 21時
