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警察が突入してきたのはあの出来事から割と早かった。
放心状態の私にかわって蘭ちゃんや安室さんが警察と話してくれたおかげで私は他のみんなと比べて早めに帰路についた。
未だにあの現状が頭から離れなくて、込み上げてくる吐き気に座り込んだ。
夢から覚めきれてない何処かふわふわとした感覚と臓器をかき混ぜられ様な気分の悪さ。
『っ…はぁぁ……最悪…』
前髪をかきあげるとぐしゃりと髪を握る。
薄暗い道のただただ一点を見つめる私の耳に入る足音に体が無意識に反応してしまう。
重い体に鞭を打ち、立ち上がると前髪を整えながら音の方へ目を向けた。
そこに立つ1つのシルエットは男なのか女のかわからない。
『…誰』
『あら、久しぶりに顔を合わせたと思ったら随分と冷たいのね。』
『…その声、ベルモット?』
ヒールの音がやけに耳に響き、そのせいか頭が痛み顔を顰める。
嫌な汗が体から吹き出してきて、気持ち悪い。
『なにかよう?』
『ただ久しぶりに顔を見ようと思っただけよ。それに、私の電話を切ってから音沙汰なしは流石にどうかと思うわ。』
『嫌味を言いにわざわざ?』
『そんなんじゃないわ。』
何処か嘲笑うように鼻で笑うと髪を撫で、含みのある笑みを浮かべ、私と対するように壁もたれ掛かると鋭い目付きが光る。
『あなた、やっぱり変よ。』
その一言はどんなに鋭い刃物よりも鋭利で私の心の余裕を引き裂いた。
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未来ーミクー(プロフ) - みちさん» それな (2020年2月6日 14時) (レス) id: 6e3b9846a0 (このIDを非表示/違反報告)
みち - あ"あ"あ"っ…私も主人公ちゃんになりたい…安室さんに会いたい…コナンくんとか平次とか哀ちゃんとか会いたい…黒の組織なりたい… (2019年5月16日 0時) (レス) id: 737d5e15b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花楓 | 作成日時:2019年4月26日 7時