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死ぬと直感してからの時間経過は速いようで遅くて、なんとも気持ちの悪いものだった。
汗なんてかいてなかったはずなのに、気がつけば背中が吃驚する程汗で濡れていて、水浴びでもしてきたのかと疑うレベル。
冷えきったファミレス内の空気に侵される様に私の心が冷えていく。
私、死ぬのかなぁ…死んじゃうのかなぁ…やだな、まだ安室さんのかっこいい所全然見れてないのになぁ…
どうしたら私の米神に拳銃押し付けて来る強盗犯に許してもらえるんだろうかと悩みに悩み、思考を巡らすがそれを強制的に止めさせるように拳銃が音を立てた。
ただ握り直しただけなのに、ただそれだけなのに私の心臓ヒュンってした。
『随分と余裕そうだな』
焦りのせいで頭が可笑しくなったのか、笑う強盗犯がとてつもなく怖い。
どうしようどうしよう、と頭がちゃんと働いてくれなくて、焦りばかり感じていく。
刹那、張り詰めた緊張に拍車をかけるかのように窓ガラスが音を立て、割れたのとほぼ同時に私の視界を埋める紅色が咲いた。
『え…?』
顔に肩に、体にかかる暖かい液体と周りの悲鳴に頭が追いつかない。
それでも、確かにわかるのは、隣にいた強盗犯が倒れているとゆうこと。
そして、もう死んでいること。
米神から溢れた紅が白いタイル床を染めていき
1輪の花を咲かせる。
それをただただ、私は黙って見ることしか出来なかった。
初めて見る死体。
ドラマなんか比にならない程に、グロテスクで衝撃の強すぎる現状に私は固まり、死体を見下ろしていた。
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未来ーミクー(プロフ) - みちさん» それな (2020年2月6日 14時) (レス) id: 6e3b9846a0 (このIDを非表示/違反報告)
みち - あ"あ"あ"っ…私も主人公ちゃんになりたい…安室さんに会いたい…コナンくんとか平次とか哀ちゃんとか会いたい…黒の組織なりたい… (2019年5月16日 0時) (レス) id: 737d5e15b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花楓 | 作成日時:2019年4月26日 7時