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志摩side
《警視庁から各局、トンネルの天井崩落入電中。現状は○区1丁目△山トンネル、車数台が下敷きになっているとの通報。至急現場へ急行せよ。》
志「機捜404から警視庁、現場へ急行します」
《警視庁、了解》
伊「事故か？」
志「いや？どうだろう」
伊「物騒なこと言うなよ！！」
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伊「ちきしょー!!!」
伊吹がバンっとダッシュボードをたたく。
まずい。
トンネルの直前で渋滞していて、これ以上進めない。
伊「こっちは警察車両なんだよー！パトランプ鳴らしてるだろー！？気づけよ！」
志「トンネルが崩れたせいで動けないんだ。勝手にキレんな。」
伊「志摩、冷静魔人、ムカつく！！！」
志「はあ？」
え、何、こいつ今俺にキレてんの？
志「このままじゃ動けないから、車置いて現場向かうぞ。」
伊「…！りょーかいっ！」
周りの車が少し動くのを待って機捜車を路肩に寄せる。
伊「よぉーし、待ってろよ……！！」
志「ちょっと待て！念の為ヘルメット」
伊「………おっけ！」
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危険だから、ということで俺たちは外から現場を眺める。
伊「うわぁ、志摩ちゃん…」
志「これは酷いな」
伊「車の下敷きになった人、助かったかな…？」
志「どうだろうな。とりあえずここで何があったのか話を聞こう。」
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久部side
三澄さんと東海林さんは、机の中からいつの日かのカリントウが出てきて笑い転げている。
東「消費期限4年切れ！！w」
三「懐かしいねー！w w 」
東「ろくろー食べてみる？」
久「いやいいっす…」
三「あ、実験用ラットに食べさせてみる？」
東「いい！…けど所長に怒られない？」
三「…あぁ、」
神「はぁーい三澄さーん東海林さーん、こそこそ話はいいですが、くれぐれも実験用ラットにカリントウを食べさせたりなんか、、しないでくださぁーーい！！！」
東「げ、」
神「ちょっと、げってなんですか！まあそれはいいんですけど、三澄班の皆さん、お仕事です。これからトンネルの天井崩落事故現場へ向かってもらいます。」
久「え、天井崩落……？」
神「はい、都内のトンネルで起きたそうです。」
東「それでなんであたし達が？」
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作者名：綺兎 | 作成日時：2020年11月8日 21時
