【不機嫌なモノノケ庵】慧慈の末裔はマイペースである。【男主】

18話 ページ19

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立法「嘘、付いてよかったのかい？」


「だってあの人間にはまだ早いだろ？それに、隠世の秩序が壊れでもしたら司法と行政、そして立法…お前らは俺を本気で止めに来る。迷惑かけていいってルールだけどそれはやりすぎ。」


秩序を乱す者は容赦なく片付ける
それが隠世の、立法のルール

たとえ唯一無二の存在の俺でも殺されかけるしな

立法「……行政はそんな事嫌がると思うな」


「なんで？」


立法「Aの事を溺愛しているからね。Aが死ぬなんて考えられないんだろう。」


「そっかー。………いつかは話さなきゃならないか((ﾎﾞｿｯ」


立法「A、"隠し事は一切するな、これは命令(ルール)だ"」


「！……ふふっ、ねぇよ。隠し事なんか。」


立法「本当に？」


「本当だよ。あったら俺追放されちゃうじゃんw」

お願いだ


立法「……」


気付かないで俺の為に


立法「……わかった。信用しよう。」


「！立法だーいすきっ！」


立法「ちょ、仮面取れるよ。」


「大丈夫だって！誰も居ねぇんだし！」


立法「念の為だよ。ところでA……どうして泣いてるのかい？」


「え」

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