【不機嫌なモノノケ庵】慧慈の末裔はマイペースである。【男主】

10話 ページ11

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「どーもーシズクちゃーん、コウラー」


シズク「えっ！！A！！？」


コウラ「あらまぁ、Aじゃない♪久し振りねぇ…」


「おひさー！隠世に来た理由は分かるっしょ？」


コウラ「あら、渡しておいた薬…変えが無くなっちゃったのね…」


「そうそう！ちょっと酷くなってるからキツめのお願いします。」


コウラ「はぁ〜い」


こっちのいかにもピンク入りそうなのはコウラ、この亀薬堂の主

そしてこっちのちっちゃいのはイモリのシズク
亀薬堂の奉公人

シズク「A！お兄ちゃんの所行くんけー？」

「そうだよ。隠世に入った際には必ず立法の元を訪れる。立法の決めたルールだかんねぇ。」


面倒なルールを作りやがったアイツは恨んでるよ

コウラ「はぁ〜い、今日はこれ飲んでねぇ？」


「うわー、どんどんドス黒くなってきてんなー。……んｯ…あっ……ｶﾞｯ…！」


飲む時毎回起こるほどのこの発作
めちゃ苦しい
中を抉られてるみたいで苦しい
でも飲まないとまた迷惑かける…


シズク「A〜……大丈夫けぇ…？」


「んんｯ……あｯ…((ﾋﾞｸﾋﾞｸ」


ダメだ、キツい…
迷惑かけちゃダメなのに…


シズク「A！？大丈夫かえっ！？」


コウラ「気絶しちゃったのね。やはり、かなりキツくなってるわぁ。」

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