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目黒side
そんな事を部屋で考えていた時、
何か聞こえる... 誰か泣いてる...?
こんな朝っぱらから誰が泣いてるんだと思った俺は廊下に出てみた。
だてさんの部屋だ。そう思って近づいてよく聞くと泣いているのは椎名だった。思わず部屋に飛び込もうとしたがだてさんが泣かせるハズないと思い、多少の気の引け目を感じながらも扉の前で聞き耳を立てた。
.
.
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だて「ダメ元でお願いするけど、もしAちゃんの【未練】が分かったとしてもここに残ってほしい...」
めぐ「...え。」
俺の脳内が一瞬停止した。
めぐ「椎名がここに残る?
椎名の気持ちはどうなるんだよ!!」
気づいた時には扉を思い切り開けてだてさんと言い合ってた。
だてさんが俺の横を通って部屋を出て行く。
それを追うようにして扉に目をやると、全員がこちらをニヤニヤして見ている。
だだ1人、翔太くんを除いて。
その時。俺は決心した。
なんとしても椎名を連れて元の世界に帰ると。
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作者名:ゆちゃん | 作成日時:2020年9月11日 20時