ヤクザの中のプリンセス~3度目の悪夢。~

・120強張った ページ40

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下に降りると
皆私を見て

強張った顔をする


神「お…はよ」


神ちゃんがとまどいながら
言った

きっと怒ってるのか怒っていないのか
分からないから探ってるんだ


貴「おはよ…もう怒って無いから」


そう言うと皆
ホッとしたのか


「「良かった〜」」


皆の強張った表情が
戻って

いつも通りうるさくなった


重「一時はどうなるかと…」


向「ほんまやで！困ったお嬢様や！」


貴「うるさいなーもう」


一斉に我慢していたのか
話し出す


でも淳太だけは
難しい顔をしていた



濱「淳太？」


貴「…なんやねん暗い顔して」



全員が黙り込み
淳太の方へ視線が向く


淳「とりあえずAが戻ってよかった

　 けど…」


藤「けど？」


淳「まだ…組長に言われた事
　 解決してへん」


全員強張った暗い顔に変わる


誰かが人を殺めるかもしれない


この中の誰かが



もしかすると


自分が



貴「…たく情けないな」


ここで私が暗くてどうする


永「なんやねん
　 何かいい策でもあるん？」


相変わらず偉そうやなこいつ

いやそんな事はどうでも良い


貴「…まー今は無いけど…

　 とりあえず今日おやじのとこ
　 行ってみるわ。話してみる。」


皆顔を上げる

そして驚いた顔

おやじが嫌いな私が
話してみる。なんて
驚くのも無理はない。



照「大丈夫なん…？」


照史が不安そうな顔で聞いてくる


貴「まあ、無理かもしれんけど
　 言うだけ言ってみるよ」


私がそう言うと
さっきよりはほんの少しだけ
皆顔が明るくなった



私がこいつら守るんや


絶対







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皆さん読んで頂きありがとうございます！
作者しれっと改名しておりました

まもきゃんは元々
良い名前が思い付かず仮の名前として
一応やっていたのですが

ちよこみる汰。となりました…

ちょこが好きなだけです
みるくという単語が好きなだけです

また変えたらごめんなさい…！

あともう1つ

お星様が赤になるまであと8票です…
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