ファンクラブ？ ページ6
伏黒)「おい」
私)「？」
伏黒)「遅い」
あれ？遅刻した？
伏黒)「普段より10分遅い」
あっ…
しまったぁ！
私)『ごめん、遅れました』
伏黒)「お前のせいで遅刻する」
私)『すみませんでした』
伏黒)「急がないと遅刻するぞ」
目立っている…
周りの女の子からめっちゃ睨まれている…⁉
いつものことだけど、睨むのが一層激しくなってる…⁉
私)『伏黒くん、先に行っといて』
伏黒)「サボる気か？」
私)『違う』
伏黒くんをなんとか説得させ、一人になったところで
予想通り女の子たちが近づいてきた。
「あんた、伏黒くんにくっついてなんなの？」
私)『何と言われましても。幼馴染なので一緒に行ってるだけです』
「あんたじゃ伏黒くんに釣り合わないでしょ！そんなこともわかんないの？」
私)『すみません、私バカなのでわかりませんでした』
「じゃあ今わかったわね。伏黒くんから離れて」
私)『いやですけど』
「は？」
私)『あなた方の都合で離れる理由はありません』
事実、伏黒くんと一緒に登校するのは日常。
その日常を崩される気はありません。
「喋れないあんたが釣り合うわけないのに何張り合ってんの？笑える」
私)「…」
確かに喋れない。
先祖が何も考えずに勝手に呪いをかけたせいで
私は呪力の代わりに声を失った。
でも…
私)『人の都合も考えずにそういう事を言うのは良くないと思います』
「黙れ」
私)『黙れません。紙に書いてますから』
そもそも声が出ても黙る気はありません。
あなたのように、適当なことを言う人は嫌いですから
…って、喋れないのに伝えれるわけ無いですね。
私)『早く行かないと遅刻してしまいます！先に行かせてもらいますね』
私はその場から走り去った。
早くしないと遅刻してしまいます。
そしたらまた、伏黒くんに怒られてしまいます。
確かに伏黒くんはモテモテで
私じゃ釣り合わないことはわかっています。
でも、あんな人達に私の日常を崩されたくはない。
あの人達は私のことを好まないようですので
私もこちらから話しかける気はしませんし。
私はそんな事を考えながら
学校に走って向かっていくのでした。
―――このあと起きることなんて知らずに
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るんるん♬ - 続きがすごく気になる！ヾ(*´∀｀*)ﾉｷｬｯｷｬ 早く続きだしてほしい〜(ㆁωㆁ*) (2022年11月4日 12時) (
レス) @page18 id: 64e4e40756 (このIDを非表示/違反報告)
推し丸様☆ - 伏黒、こんなキャラだっけ…？？ (2022年9月28日 10時) (レス) @page6 id: a7c7bf6202 (このIDを非表示/違反報告)
ミカン - オ，リフラ立ってますよ！ルール違反になるので､外して下さいね！ (2022年9月23日 20時) (レス) id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花ちゃん | 作者ホームページ：http://ttingh
作成日時：2022年9月22日 9時
