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Side- Tatsuya
深「Aちゃんはさ、普通にアイドルとして俺ら見たら誰が好み？」
阿「は！？」
阿部ちゃんの焦ったような反応に驚いたけど、気にせず答えを待つようにAちゃんを見つめる。
『えっと…大学の友達が、ひーくんさんのファンでした』
深「照かぁ…格好良いもんなぁ。振り付けもしてるんだよ。…で、Aちゃんは？」
ごめんな、他人の話で誤魔化される俺じゃないのよ。俺はAちゃんの話が聞きたい訳で。
別に佐久間か、目黒かなんて聞いてなくて、単にアイドルとして誰が良いかなぁって…ただの本意興味。
『宮舘さん、ですかね…？』
深「へぇ…」
阿「舘さんなの！？」
『どうしても知ってる人を見ちゃうので…意識的に全体見ようとすると宮舘さんが…』
阿「知ってる人だったら？佐久間は？目黒は？」
俺が聞いた時に焦ってた割には突っ込むとこ突っ込んでっちゃうのね…。
真剣な眼差しにAちゃんが少し怯んでないか？落ち着いて、阿部ちゃん。
Aちゃんは言葉を探して視線を揺らしながら片手で髪を弄る。
『蓮くんは、蓮くんだけど…アイドルなんだなぁ…って』
うん、俺らもアイドル。ジャニーズなのよ(笑)
『でも、蓮くんだぁ…って思える。……ラウくんは凄いね！いつも大人っぽいけど更に大人びててビックリしちゃった！』
まるで話を逸らすようにラウールを褒める。
わざとではないにしろ不必要なまでに明るく振る舞う。
俺としては何でそんなに幼馴染みに触れないのかが気になるところ。
阿「佐久間は…？」
そして阿部ちゃんは何でそんなに拘るのか。
まぁ阿部ちゃんの事だから色々知ってての佐久間を応援したい気持ち、なのかな…。
『さっくんは……凄いね。知らない人、みたい。ううん、知ってたはずなのに…』
僅かに震える声にハッとしてAちゃんを見れば、優しげな微笑みを向けて彼女の髪を撫でる阿部ちゃん。
阿「佐久間はその呼び方嫌がるでしょ？
…大丈夫、佐久間は佐久間だよ。
皆が知る“さっくん”も間違いなくアイツだけど、Aちゃんが知ってるアイツが佐久間大介だから。
Aちゃんは難しく考えなくていいんだよ。
俺らが頑張ってお仕事してる“Aさん”を知らないのと一緒。ただ、他の子がいっぱいこんな佐久間を知ってるって思うと驚いちゃうよね」
阿部ちゃんのその優しい声に、なぜ佐久間に拘ったのか解った気がした。
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ゆゆ(プロフ) - 純さん» ありがとうございます！本当はもっとあっさり終わる予定だったのに、書いているうちにキャラが勝手に…(実際は文章力の問題)。もう少しお付き合い頂けたら嬉しいです！ (2019年10月22日 19時) (
レス) id: ac690e68a8 (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - 更新楽しみしてます！！オチどっちなのかめっちゃ気になります！わたし的にさっくんが、、、、これからも楽しみにしてます！ (2019年10月21日 20時) (レス) id: d3ea9b51f2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 鈴蘭さん» ありがとうございます！マイペースながら更新していきたいなと思っています。ピュア感が出せるか分かりませんが、上手いこと流れに組み込めたら良いなと思います。 (2019年10月13日 14時) (レス) id: ac690e68a8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - とても面白くて続きが楽しみです！ちょっとピュアな流れが見たいです。無理せずマイペースに更新お願いします!! (2019年10月12日 15時) (レス) id: fb3e710945 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - めめさん» ありがとうございます！はたして私が甘いのを書けるのか疑わしいところですが話の流れでご希望に添える事が出来そうであれば挑戦してみます← (2019年10月11日 20時) (レス) id: ac690e68a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ | 作成日時：2019年9月8日 11時
