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気付けば声を掛けてきた人はもう居なくて、大ちゃんに頭を撫でられている。
落ち着きはするんだけど、そんな怖い目に遭った訳じゃないし……何よりも少し恥ずかしい。
『大ちゃん、ありがとう』
佐「ん？あ、あぁ…わ、あ、ごめんっ」
『え、さっきまで格好良かったのに急に何(笑)』
佐「や、だって、……え、格好良かった？」
いつも以上に近い距離に驚いたように慌てて離れる。
いや、抱き止めたの大ちゃんだけどね？
褒めるとちょっと照れ笑い。
ドヤ顔するかなって思ったんだけどなぁ。
深「あの〜…二人の世界の所悪いんだけど…」
申し訳なさそうに声を掛けてきた人に謝る大ちゃん。
見た事ある人だな、って必死に考える。
SnowManの…
『……深澤さん！』
深「ふっかでいーよ」
間髪入れずに返ってくる言葉は軽いノリに聞こえるけれど、向けられた笑顔はとても優しい。
深「Aちゃんってさ、佐久間の幼馴染み？」
佐「おい、ふっか！！」
『…？はい、家が隣で幼馴染みです』
深「だよね〜」
何故か楽しそうなふっかさんと、焦っている大ちゃん。
だよね、ってどこか幼馴染み感が出ていたのだろうか…。
むしろ、こんな場面で助けられても、
抱き締められて頭を撫でられても、
幼馴染みとしか見えないものなのか。
それ以外に見られても困るけれど。
『ごめんなさい、お二人の邪魔しちゃって』
深「何言ってんの、俺らも帰るとこ。
危ないから一緒に帰ろ」
ふっかさんの言葉に何度も頷く大ちゃん。
深「はい、Aちゃんは俺とお喋りね」
『え…、でも…』
戸惑っているとさりげなく隣に並ぶふっかさん。
深「大丈夫、Aちゃんスーツ系だし。
仕事の関係者に見えなくもないよ。
それに佐久間も居るんだから平気でしょ」
私の心配を打ち消す言葉を何も言わずともくれる。……大人だなって思った。
大ちゃんと同い年って知ったのは、その後色々とお話してから。
確かに大人なんだけど、とても面白くて話しやすい人だった。
ふっかさんと話ながらも大ちゃんの様子を気にしていると、ふっかさんが内緒話をするように片手で口元を隠して小声で喋る。
深「今日の佐久間なんか変じゃない？」
そう、なんだか変。
阿部ちゃんと話してる時はあんなに間に入ってくるのに、今日は珍しく大人しい。
私はふっかさんの言葉に大きく頷いた。
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ゆゆ(プロフ) - 純さん» ありがとうございます！本当はもっとあっさり終わる予定だったのに、書いているうちにキャラが勝手に…(実際は文章力の問題)。もう少しお付き合い頂けたら嬉しいです！ (2019年10月22日 19時) (
レス) id: ac690e68a8 (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - 更新楽しみしてます！！オチどっちなのかめっちゃ気になります！わたし的にさっくんが、、、、これからも楽しみにしてます！ (2019年10月21日 20時) (レス) id: d3ea9b51f2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 鈴蘭さん» ありがとうございます！マイペースながら更新していきたいなと思っています。ピュア感が出せるか分かりませんが、上手いこと流れに組み込めたら良いなと思います。 (2019年10月13日 14時) (レス) id: ac690e68a8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - とても面白くて続きが楽しみです！ちょっとピュアな流れが見たいです。無理せずマイペースに更新お願いします!! (2019年10月12日 15時) (レス) id: fb3e710945 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - めめさん» ありがとうございます！はたして私が甘いのを書けるのか疑わしいところですが話の流れでご希望に添える事が出来そうであれば挑戦してみます← (2019年10月11日 20時) (レス) id: ac690e68a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ | 作成日時：2019年9月8日 11時
