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Side- Daisuke
大きい欠伸をしながら楽屋のドアを開ける。
佐「おふぁお」
舘「挨拶か欠伸かどっちかにしなよ」
渡「はよ」
照「今日は一段と眠そうだな」
深「またアニメ？」
佐「いや、違うんだよね〜」
昨日はAと電話しながらベッドに入った。
寝るまで繋げてて欲しいなんて何かあったんだろうなと思うけど深くは踏み込めなくて、核心を避けるように他愛のない話をしていた。
次第にゆっくりとふわふわした雰囲気で話すAの声が寝息に変わっていって…
普通なら電話を切るんだろうけど、耳元で聞こえる愛らしい寝息に聞き入ってしまった。
そのうちに自分も眠気に襲われて目を閉じれば、隣にAな居るような錯覚。
擽ったい気持ちのまま眠りに落ちた。
アニメを観てない分、俺もゆっくり眠れたんだけど、何て言うか……
いつもより寝過ぎて逆に眠い。
佐「阿部ちゃんと目黒は？」
深「来てるよ、今いないけど」
向「なんか阿部くんが蓮くん連れて行きました」
…昨日のこと、だよな。
俺も聞きたいんだけど……って思ったタイミングで２人が戻ってくる。
佐「あ、阿部ちゃん！目黒！おはよ〜」
阿「おはよう。何か眠そうじゃない？」
佐「ん〜寝過ぎて眠い」
蓮「なんすかそれ(笑)」
佐「そんな事より目黒ぉ！」
真っ直ぐ目黒を見上げると、微笑みながら俺の肩へと手を置いて引寄せる。
すっぽりと目黒の腕の中に収まるのはいいけど、急に何のスキンシップ？
それを見て阿部ちゃんは苦笑い。
蓮「Aの幼馴染みなんですね。
俺、義弟なんですよ」
佐「うん、聞いた。すげぇ偶然だよな！」
蓮「マジ凄い。……で！で、」
佐「で？」
イチャついてる！って普段イチャつきまくってる康二が騒ぎ立てるけど、目黒は気にしない様子で俺から離れない。
蓮「俺、佐久間くんのこと好きです」
佐「うん？」
俺も好きだよ、メンバーって意味で
そう告げると自分もそうだと笑ってる。
何で当然の事を突然言い出したのか分からず戸惑い目黒を見上げると真剣な面持ちで真っ直ぐに視線を合わせられる。
蓮「だから隠したくないんで言っておきます。
俺、─────────」
何故だか目黒の声がすごく遠くに聞こえて、
康二が騒ぎ立てる声も周りの談笑も、
急に何も聞こえなくなった。
頭が真っ白で、
目黒が言う言葉の意味が上手く飲み込めなかった。
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ゆゆ(プロフ) - 純さん» ありがとうございます！本当はもっとあっさり終わる予定だったのに、書いているうちにキャラが勝手に…(実際は文章力の問題)。もう少しお付き合い頂けたら嬉しいです！ (2019年10月22日 19時) (
レス) id: ac690e68a8 (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - 更新楽しみしてます！！オチどっちなのかめっちゃ気になります！わたし的にさっくんが、、、、これからも楽しみにしてます！ (2019年10月21日 20時) (レス) id: d3ea9b51f2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 鈴蘭さん» ありがとうございます！マイペースながら更新していきたいなと思っています。ピュア感が出せるか分かりませんが、上手いこと流れに組み込めたら良いなと思います。 (2019年10月13日 14時) (レス) id: ac690e68a8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - とても面白くて続きが楽しみです！ちょっとピュアな流れが見たいです。無理せずマイペースに更新お願いします!! (2019年10月12日 15時) (レス) id: fb3e710945 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - めめさん» ありがとうございます！はたして私が甘いのを書けるのか疑わしいところですが話の流れでご希望に添える事が出来そうであれば挑戦してみます← (2019年10月11日 20時) (レス) id: ac690e68a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ | 作成日時：2019年9月8日 11時
