刀剣乱舞の世界に付喪神として転生した俺は (ページ10)

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夜伽…？？？ページ10

「……無罪の男は誰にも信じてもらえず4日間の拷問の末冷たい牢獄で1人息絶えました」

おかしい。確かに夜伽するって言ったよな？
大人の男2人で布団に入って夜伽って言ったらヤるしか無くね？

いや確かに夜伽＝ヤるが全てじゃないけど、グレーゾーンな霊力の癖に純情かよ。

どうやらこの審神者胸糞な物語が大好きな様で、その審神者に顕現された刀剣はもれなく皆胸糞物語が趣味となり、しかも物語の主人公になりきるため読み終わったあとも他者から見れば常にげっそりしているように見える。

結果ホワイトなのにグレーな本丸が出来上がるという訳だ。

…演技派本丸かよ。

審神者が言うには新参の中には趣味が移って無いものもちらほらといるらしい。

「貴方様、眠る前に良いですか」

「アシンヌの物語すっごい気に入ったからなんでも言うこと聞いちゃいそー」

「演練に出ましょう。1度自分達が周りからどう思われているのか理解するべきです」

「スルーされたw
演練かー、一応日課として5回は戦うようにしてるから明日にしようね…」

「言質は取りました。ところで寝るの早くないですか。夕食はどうするつもりで？」

「部屋に持ってきて食べさせてー。まだ物語の余韻に浸ってたい」