ドS ページ15
無事ゲートを抜け、その場で解散となったが、私は顕現した時からずっと近侍なので皆とは別に審神者の部屋に入る。
ちなみに皆は大広間で寛いだり自室に篭ったりと様々だ。
｢貴方様、改めて言わせてもらいます。
あの喋り方はわざとですか？周りに勘違いして欲しいんですか、叩�麌造任垢�ドMですか？｣
｢違うんだ…俺、しっかりしようと思うとつい…。あと、かっこよく見られたいじゃん？一匹狼みたいな｣
｢貴方様が非常に残念な叩�麌卒擬圓箸い�事がよくわかりました。
まずは刀剣男士から誤解を解いていきましょう｣
｢まさか鬱ジャンルに関わるなって言うの？それはアシンヌでも流石に許せないなぁ｣
審神者の眼からハイライトが消え、両肩を思いっきり掴んでくる。
力強いしなんて厄介な叩�脳評�…誰もそんなこと行ってないから！
｢いたっい…ちょっと、離してくださいっ｣
｢駄目って言うならさ、アシンヌが代わりになってくれる？｣
｢は、？どういう意味ですそれ…｣
ちょっと不味いかも…ってあれ？なんか聞いたことあるフレーズ…ってまさかこれ昨日聞かせた鬱物語のセリフ！？
改めて顔をよく見たら楽しそうだし…いつもは1人でなり切ってるから相手が出来て嬉しいのか？っと言うか加害者側も好きだったのか…
｢私に(その役を)やらせるつもりですか…？冗談じゃない。そんな趣味は持っていません｣
｢そんなこと言って、最初は皆嫌がるんだよ。でも、だんだん良くなってくる。アシンヌもきっと好きになるよ｣
｢ちょっと、嫌だって言ってるじゃないですかっ！
んぁっ…待っ、て…ソコはいやだ…｣
ああああああああぁぁぁ非戦闘員とは言え弱すぎる！審神者に押し倒されて首触られただけで変な声出るし最悪だ…
審神者は審神者でなりきりに俺が付き合ってると思っているのか、はたまた反応が楽しいのか…
鬱になり切ってるからドMだと思っていたが早急にドSに認識を改めなければ。
｢アシンヌ、ここ弱いんだね…
今度からあんまりうるさいとここ虐めて黙らせてあげるよ｣
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作者名：アキナ | 作成日時：2018年10月22日 18時
