刀剣乱舞の世界に付喪神として転生した俺は (ページ13)

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激おこページ13

「おい、初戦の相手は格下だ。
負けたらどうなるか分かってるよな」

俺に指摘されてムッとしたのか審神者が皆を脅し、小狐丸がギョッとした顔で周りを見渡して小声で審神者を宥める。

「ぬしさま…そのような言い方はよろしくないかと」

「は？本当のことじゃん。あんま歯向かうなら焼き捨てるけど」

「っいえ、申し訳ございません」

｢…焼き捨てるって本の事ですよね。小狐丸さんもちゃんと指摘してください｣

｢ぬしさまの言いたい事を察するのが出来る刀というもの！｣

｢いちいち細かく伝えなくてもこいつらは理解してる｣

｢おい、うだうだ言ってねぇで相手待ってるぞ｣

危ない、同田貫正国さんに言われるまで気づかなかった。
それにしてもこいつら周りの評価ガン無視かよかっこいいな！
っていうか伝わってない刀がいるから余計ブラック感出てるんだって！！！

｢あぁ、話し合い終わったんですかぁ？
格下ですけど勝つ気で行くんでよろしくお願いしまぁす｣

｢……｣

ほらー最初の格下発言声おっきかったんですよー。
相手さんにこやかだけど握手してる手ギッチギチ言ってるからー。激おこじゃーん。
主様も無言で締められてる手睨まないで謝ってよ…

俺戦に出ないけど胃痛とは長い戦いになりそうだ。