人間不信。－弍－アカイツキトザワメキ (ページ6)

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STORIES8　　「怪奇案件ー海のお狐様ー」ページ6

サキ「あ、いつものメンバーに一人増えてる､､､」

『いつものメンバーって､､､よくナツメとアヤメとトウマで集まってんの？』

ナツメ「今日はヤサクちゃん、いつも一人だから強制連行しましたー！」

『強ち間違いじゃないけど言い方どうにかして？テンション違う』

サキ「ヤサクさん、なんか近寄りがたい雰囲気だからなぁ､､､」

サキのが一番嬉しいもんだよ。一人にさせてくれよホントに､､､

サキ「あ、ねえナツメ達は海のウワサ聞いたことある？」

トウマ「海の噂？」

『ﾋｪｯ』

皆「「「「？？？」」」」

『ｱｯ､ﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲﾃﾞｽ』

ナツメ「バミューダなんとかのやつならもう解決したと思うんだけど､､､。」

サキ「あれとはまた違うらしいんだ。この学校でも何人か被害に合ってるみたいだから、ナツメ達も気を付けてね」

アヤメ「サキさんありがとうね」

サキ「うん。アヤメさん離して上げて」

アヤメ「もう､､､直ぐ逃げようとするんだもんヤサクちゃん」

サキ「それじゃあちょっと行きたいとこあるからじゃあねー」

ナツメ「サキまた後でねー」

『海か、海、ウミ、うみ』

アヤメ「海嫌いなの？」

『そうです嫌いなんです水嫌いですマジ嫌い過去に水難事故に会いましてまあ多分泳げなくはないと思うけどです多分』

トウマ「口調が可笑しくなってるよ」

ナツメ「よっぽど嫌いなんだね」

『怪奇案件に出てると思うその調査はおまかせしま､､､』

アヤメ「わかった」

『それじゃ戻るバイバイまたいつかいつだろう』ﾊﾞｯ

ナツメ「あ、逃げた！」

そりゃあそうだわさ。

一人になりたいのに人の多いとこに連れてこられるし
おしゃべりしなきゃなんなくなったし
一人増えるし
さっきより強く引っ張られるし
海の話しされるし
もう踏んだり蹴ったりだわ､､､

『､､､今日は早退したいなぁ､､､』

ま、その後が暇になるからちゃんと授業出るけど。
↑人間不信・人混み嫌いながらもちゃんと優等生ではある。真面目じゃん。←

うーん､､､あの案件。いやーな予感しかしないんだよなぁ､､､

まぁいいや。次の時限はなんだっけな。教室移動はやだぞ。

教室移動だぁ。これ、一緒に行こーってくるやつだ､､､

捕まる前に逃げちゃえ。本読んでじかんつぶそ。

案の定捕まりました。

本読んでたらつかまってた。

アイツらもぉぉー!!!←本作２度目

しつっこい！

､､､夜桜、冷静になれ。←