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大考察会と言ってもすぐに解決してしまった。しかも本日は案件がなかったらしい。

たまにある駄弁り会みたいなものだろう。遅刻とかなんとかいうけど実際遊びに来ているだけである。

なので本日は解散になった。

[よし、ねぇさん帰ろ!]

『、、、はいはい』

[と言うことでぼくたちお先ね!失礼しましたー]

アキノリたちにまたねーと手を振られて見送られながら事務所を後にする



帰宅路

[ねーさんねーさん、ねーさんはだいぶこっちの学校の生活なれた?]

『バカ男子はいるわ侮辱する女子はいるわだけどまぁ不自由はないんじゃないの』

[ぶじょく?]

『後で調べなさいな。あなた一応触れるでしょう』

[わかんないけど、ねーさんを悪く言う頭おかしい人がいるって言うこと?]

『、、、そうじゃないの?知らないけど』

[ひどい、、、!ねーさんは悪いことしてないのに、、、これから積極的にぼくが守ってあげれたらいいなぁ]

『自分の身は自分でもある程度守れるから、自分の心配をしなさい?』

[んーー、、、]

『、、、自由にしたら?』

[ほんと?じゃあ守ってあげるからね!ねーさん!]

そう言って自分と同い年の、小さい弟が自分の隣でぴょこぴょこ跳ねる。

男の子には珍しいふんわりしたセミロングの髪が共にふわふわと跳ねる。

その光景を懐かしむようにほのかに愛おしいような眼差しで姉は見守る。

ただ、その弟には今まで自分の人格だった頃のような頼もしさが消える。

《あんなだけど、あの子にも妖力はあるみたいだし、私は手出ししなくていいか》

[あ、ねーさん、ぼく一応隣のぼくの部屋で過ごしてたほうがいい?]

『貴方が良いならそれでも良い。自由にしてれば良いでしょ』

[何かあったらすぐ行くし、いつもは近くにいるからね!]

『それでいいわよ』





_________________
帰宅後


、、、、、、

まどろむ意識の中。ああ、寝てしまってたのか。そう悟る

見えた景色は懐かしいものだった



_ねーさんねーさん!_


_なぁに?こさく_


_ぼくね、最近へんな夢みるんだよね_


_その夢怖いの?_


_ううん、怖くないけど、自分がね、知らない何かなの_
_知ってるような、知らないような場所でね、だれかとお話してるの_


_あ、私も、そういう感じの夢見たことあるかもしれない_


_ほんと?じゃあおそろい!_


_ほんとね、おそろい!_


_おそろいなら怖くないよ!_


_怖くないんじゃないの?_

〃_NOside→←〃



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風雪琴音 - ……設定はあらかたまとめ終わったので、その気になれば更新できそうだけど…なところ (9月6日 23時) (レス) id: 7a75ba0238 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜風マトイの物語 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年2月22日 22時

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