アルコールと漆黒の瞳 ページ41
チャンソンさんのデニムに、見事に溢れたビールの泡
慌てる私・・なにの、チャンソンさんは
チャンソン「そんなに気にしないで大丈夫。それより、もう少し注いで欲しいな」
何て、気にする様子もなく笑ってくれた・・
チャンソン「今度は、ゆっくりお願いします」
「・・はい」
緊張しながらも、今度は上手く注げたビール
そしたら、目の前にグラスが差し出され・・
ジュノさんが何をしたいか、分からなくて戸惑ってしまう
「あの・・」
ジュノ「Aヌナの分」
「えっ、私は・・」
ジュノ「チャンソンのデニムさ、俺が誕生日にプレゼントした物で、一点物なの」
「そうだったんですか、スミマセン」
ジュノ「それにビールこぼした責任で、Aヌナも飲んでよ」
「はぁ？」
無意識に零れた言葉・・
目の前のジュノさんは、驚いてるし
チャンソンさんは、肩を震わせて笑ってる
チャンソン「と、言う事だから、責任とってここからはAヌナも一緒に飲もう！」
「と言う事って、どう言う事で・・あの、ギウさん」
ギウ「と言う事みたいだから、飲もうよ」
ジュノ「だって。ギウヒョンが良いってさ。Aヌナに断る理由なんて無いだろ？」
有無を言わさない、ジュノさんの一言
・・確かに、断る理由が無いけど
でも、お客様と飲むのは・・
何て、考えてる間にチャンソンさんとジュノさんの間に座らされて・・
ジュノ「はいAヌナ、ビール」
ギウ「お友達が言ってたけど、Aちゃん強いみたいだぞ」
「ハヨンが、弱いだけで別に私が強い訳じゃ・・」
ギウ「あの子だって、かなりイケる方だったけど・・」
ジュノ「へぇ、Aヌナ強いんだ。うちらの中じゃ、チャンソン強いよ」
ジュノさんが注いでくれたビール
グラスから溢れそうになる泡に、思わず口を寄せた
よく冷えたビールは、さっきまでのモヤモヤした気持ちをスッキリ流してくれて・・
ゴクゴクゴク・・
「はぁぁぁ」
思わず、グラス半分以上飲んじゃった
ウヨン「良い飲みっぷり」
ユウ「いいなぁ、私も・・」
ウヨン「俺と2人の時じゃなきゃダメ」
ユウ「はぁい」
・・聞こえてきた、可愛い2人の会話
さっきも思ったけど、聞いても良いかな？
2人の関係を聞いてみようとした時、隣から感じる視線を感じた
その方を見て、囚われてしまった・・
静かに、私を見つめていた漆黒の瞳に・・
どうして、私をそんな目で見るの・・
どうして？
チャンソンさん
2人は磁石 ウヨンSide→←アルコールとヌナの唇 チャンソンSide
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ヒイナ(プロフ) - ayuさん» コメントありがとうございます(〃'▽'〃) チャンソンのお話で、コメントが無くて内心不安だったんです(^_^;) 3章は極力滞らないようにお話アップしますので、また読んでくださいね(^-^) (2015年7月14日 9時) (
レス) id: d3fabe9a7b (このIDを非表示/違反報告)
ayu(プロフ) - おはようございます！パート3も楽しみにしてます＼(^o^)／ (2015年7月14日 4時) (レス) id: 1e66ce9107 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒイナ
| 作成日時：2015年4月21日 1時
