溢れる気持ちと泡 ページ37
ワゴンにアルコールと、グラスを準備していると、キッチンを興味深そうに覗くユウちゃん
「どうかした？」
ユウ「Aオンニ、この料理って？」
「あぁ、さっき時間あったから・・」
ユウ「じゃ、これも運んじゃいましょ」
「えっ、でも結構料理運んだでしょ？」
ユウ「オッパ達凄く食べるんですよ〜。今頃、無くなってますよ。あっ、チキンもあります？」
「チキン？」
ユウ「チャンソンオッパ、気に入ったみたいだったから」
「じゃ、持っていこうかな」
・・チャンソンさん、気に入ってくれたんだ
お皿に、チキンを乗せながら思わず笑顔
ユウ「Aオンニ？」
「えっ、な、何？」
ユウ「何でもないです。早く運びましょ」
ワゴンに、アルコールと料理を乗せて、ユウちゃんと運ぶ
ユウ「ごめんなさい。お待たせしました」
ユウちゃんの後ろから、部屋に入って衝撃
テーブルに沢山乗せた料理の皿の殆どが・・空っぽ
・・ちょっと、待って
さっき、テーブルいっぱいに料理運んだよね
こんな短時間で、食べきれる量じゃないのに・・
ギウ「おっ、また美味しそうな料理が来たぞチャンソン」
ジュノ「料理もだけど、ビールが欲しいんだろ？」
ウヨン「Aヌナ、赤ある？」
一斉に話し出すけど・・私は目の前の光景に驚いて、対応しきれない
そんな私とは対照的に、ユウちゃんは慣れてるのかテキパキと皆に飲み物を準備する
ユウ「ギウオッパは？」
ギウ「俺は、白」
ジュノ「俺、ペリエ。氷多め」
ウヨン「ジュノ、自分でしなよ。ユウは良いから座って」
ユウ「大丈夫だから。オッパは、赤で良いでしょ？」
目の前で、ユウちゃんはリクエストに応えて飲み物を出していく
「ご、ごめんね。私がするから」
ユウ「じゃ、Aオンニはチャンソンオッパにビールを。私、上手く注げなくて」
「えっ、あぁ・・あの、チャンソンさん、ビールで・・」
チャンソン「あっ、はい」
チャンソンさんに、グラスを渡してビールを注ごうとしたらグラスの淵に、瓶が当たって音を立てる
チャンソン「わぁぁ！ヌナ！」
「はい！えっ、あぁぁぁ！」
私が注いだビールは、見事に泡が溢れかえりチャンソンさんのデニムに吸い込まれていく・・
「あっ・・ゴゴゴ・・ゴメンナサイ」
チャンソンさんに向かって、90度に最敬礼状態で頭を下げる私
チャンソン「ふはははは、Aヌナ可愛い〜」
「へっ？」
今の私、絶対マヌケな顔してる
可愛いヌナ チャンソンSide→←飲めない方が可愛いに決まってる
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ヒイナ(プロフ) - ayuさん» コメントありがとうございます(〃'▽'〃) チャンソンのお話で、コメントが無くて内心不安だったんです(^_^;) 3章は極力滞らないようにお話アップしますので、また読んでくださいね(^-^) (2015年7月14日 9時) (
レス) id: d3fabe9a7b (このIDを非表示/違反報告)
ayu(プロフ) - おはようございます！パート3も楽しみにしてます＼(^o^)／ (2015年7月14日 4時) (レス) id: 1e66ce9107 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒイナ
| 作成日時：2015年4月21日 1時
