天然タラシの兄妹2【呪術廻戦】

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「粘膜、傷口。私達兄弟どちらかの血を取り込み、私達兄弟どちらが術式を発動すれば侵入箇所から腐食が始まります。そちらの少年はもって15分、そちらの茶髪のお嬢さんは10分、そして黒髪のお嬢さんは同じく15分が限界でしょう。朝には骨しか残りませんよ。」


「やっぱ毒か。」


「結果有毒なだけであって、私たちの術式はあくまで分解ですよ。」

「さて、どうします？」



「辛いようでしたら今すぐ殺して差し上げましょうか？」



「ははっ…当たれば勝ちの術式。強いなお前ら。でも残念、私との相性最悪だよ！！！」

「 芻霊呪法 共鳴り 」



野薔薇ちゃんは変なひとの相手、そして虎杖くんはもう…一人？の相手。恐らく手強いのは野薔薇ちゃんの相手だろうけど……


「我慢比べしよっかぁ？」


あの間に入っても邪魔になるだけ…、それなら私は…虎杖くんともう一人の方を倒す！



「痛いのは嫌だろ〜…？だったらさっさと泣きながら術式解けよ！！！」



「っぐ！！？」

「！！？」


「 共鳴り 」


『…！』「っ！！」


虎杖くんは後ろを、私は前を。



「A、場所交代。」


『わかった。』


「ﾇｳｯ…！ｳｯ…！ｱｶﾞｯ…！！」


「血塗ぅ！！！」



「うるせえなぁ！！共鳴りぃ！！！」


「なんの…っ！！」



野薔薇ちゃんと相手を交代する、瀕死の方をしてもらったほうがいいはず…。


「女ァ！！！」


「ァ…あにじゃぁ………」


「…！」


『術式、が…解けた……』



「っクソ…！翅王！！」



攻撃を避けながらこちらも攻撃をしていく。だけど先程のよりこっちの変なひとの方がすばしっこくてなかなか当たらなかった。


「……ふっ！」

「はっ！」

『…！！』



「ｳｸﾞｧｱｱｱｱｧｱｱｱ！！！！」

「は…？」



あの時経験した黒い光。これが伏黒くんの言っていた黒閃……。威力が格段に違う！！



「あぁ…死ぬな弟よ……」


「兄者ぁぁあ！！！！」


「！？」


『野薔薇、ちゃん！危な…！！』


「まだ、こっちは見せてなかったわね。」

「 簪 」


「心配しなくても、すぐに兄貴も送ってやるわ。」



『すごーい…』

「感心してる場合かよ〜…すげぇけど。」



「血、塗…」

「ごめん、兄さん。私が付いていながら……」


『…なんで、消えない、の？』


「…まさか……！？」

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ラッキーおにぎり（例外あり）

「　動くな　」

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